07-08ワールドカップリザルト

08年1月22日シュラドミング男子スラローム

キッツビューエルからわずか二日後、ナイターレースである。
TDは日本の片桐幹雄氏。見た感じ、コースは斜度が全体に緩やかでJスポーツの実況でも日本人選手にチャンスあり!見たいな事を言っていた。(ただし、セッターはイタリア人)
これが幸いしたか(?)、日本人選手は3人が二本目に残る結果となった。(10位佐々木明、18位皆川賢太郎、24位湯浅直樹)

皆川賢太郎は前回・前々回とは別人のごとき結果を出している。
一本目27位だったが、二本目7位のタイムで18位に飛び込んできた。特に二本目の第二中間計時〜ゴールまでの区間タイムは特に早く、まさに最後の最後で「まくった」結果といえるだろう。
最後まで手を抜かずにがんばるのが結果を出すことにつながることがわかる。

ブリザード使用選手では佐々木明の他にマルセル・ヒルシャーが20位、ヘルプストは残念ながら一本目DF。ヒルシャーは着実に結果を出しつつある。スタート順が早くなれば面白い存在になってくると思う。

オーストリーからブルガリアに所属を変えてがんばってきたキリアン・アルブレヒトもまた二本目に残ってポイントを獲得している。こういった選手のがんばりもうれしいものだ。

下の表では一本目と二本目の順位比較も入れてみたが、明らかに二本目はスタート順の早い選手が有利であったことがわかる。(1st-2ndの欄:△は2本目の方が良かった、▼は二本目の方が悪かった)

Pos Name Nat 1st Pos(1) 2nd Pos(2) 1st-2nd Total Time Blizzard
1 MATT Mario AUT 50.29 2 52.55 10 1:42.84
2 GRANGE Jean-Baptiste FRA 50.87 3 52.61 12 1:43.48
3 MOELGG Manfred ITA 50.21 1 53.28 17 1:43.49
4 LIGETY Ted USA 51.64 9 51.90 5 1:43.54
5 NEUREUTHER Felix GER 50.91 4 53.09 15 1:44.00
6 LIZEROUX Julien FRA 51.20 6 52.95 13 1:44.15
7 LARSSON Markus SWE 52.49 13 51.90 6 1:44.39
8 RAICH Benjamin AUT 51.14 5 53.33 18 1:44.47
9 KOSTELIC Ivica CRO 51.50 8 53.07 14 1:44.57
10 SASAKI Akira JPN 52.42 12 52.18 8 1:44.60
11 BERTHOD Marc SUI 53.82 20 50.85 1 1:44.67
12 COCHRAN Jimmy USA 52.03 11 53.15 16 1:45.18
13 SCHOENFELDER Rainer AUT 52.61 14 52.58 11 1:45.19
14 MISSILLIER Steve FRA 53.38 16 51.86 4 1:45.24
15 VAJDIC Bernard SLO 51.96 10 53.43 19 1:45.39
16 HOERL Wolfgang AUT 54.37 25 51.15 2 1:45.52
17 THALER Patrick ITA 53.77 18 52.34 9 1:46.11
18 MINAGAWA Kentaro JPN 54.14 23 52.02 7 1:46.16
19 TREJBAL Filip CZE 54.34 24 51.83 3 1:46.17
20 HIRSCHER Marcel AUT 52.89 15 55.75 21 1:48.64
21 LAHDENPERAE Anton SWE 54.07 22 55.53 20 1:49.60
22 ANDERSSON Oscar SWE 53.99 21 55.94 22 1:49.93
23 BIGGS Patrick CAN 54.67 26 1:00.51 23 1:55.18
24 YUASA Naoki JPN 53.46 17 1:02.36 24 1:55.82
25 JANYK Michael CAN 51.49 7 1:05.45 25 1:56.94
26 ALBRECHT Kilian BUL 53.77 19 1:09.66 26 2:03.43

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