異端審問所(変わったグッズの試験)

2003年4月某日
ロシニョール社フリートレックをかぐら中尾根で試す

一昨年、購入して以来、ほこりをかぶっていたフリートレックを本来得意とする山の中に持って行った記録第二弾。


天気が良かったのでほぼ思いつきでかぐらに向かった。
かぐら周辺は積雪量も多いので4月でも充分ツアーが出来る。


フリートレックにブーツはスカルパのツアー用「デナリ」を使用。

先行パーティのトラック_0422

例によって高速4人乗りリフトの終点から登行に入る。
画像はまだスキー場のエリア内の斜面。
エリア内と言ってもほとんどリフト営業はしていない。


3人組みのパーティが先行していた。
登りがきついのは実はこのあたりだけ。
この山は上に上がるほどなだらかになるイメージだ。

越後三山を背景に記念撮影

最上部手前は幅の広い緩斜面。
非常に見晴らしが良い。
周囲の山々が美しい。


単独行の年配の男性のカメラのシャッターを押したのでこちらもデジカメのシャッターをお願いした。
背後は越後の山々。
男性はスノーシューを使ってみたとのことだが、雪質はザラメになっていたのでつぼ足でも大丈夫だったとのこと。
単独行同士が出会うとはなんだかフレンドリーな感じになる。

かぐら峰稜線

最上部を目前にして右手に進路を変える。
中尾根に向かうのだ。


既にトレースが複数残されていた。
やはりここは山スキーのクラシックルートなのだ。


夏は小松原湿原へ通じるルートになる。

雪の苗場山

途中、苗場山の本体が見える。
夏は緑に覆われているが、雪に覆われた姿もまたきれいなものだ。

かぐら峰稜線2

中尾根に向かう途中の尾根。
緩やかな斜面でまるでゲレンデのようだ。


正面に見える山を進み、霧の塔から右に入っていくと最後はみつまたスキー場に出る。

中尾根から田代を見下ろす

中尾根の上から田代側を見下ろす。
田代のダム湖が青い。


田代の向こうには谷川連峰が見える。
このあたりでシールを外す。

滑走跡シュプール

中尾根から沢側に滑った。
左から二番目がフリートレックでのシュプール。


ザラメの柔らかい状態ではフリートレックの特性が生きてくる。
実に楽に滑走できるのだ。
回転弧はやはり他と比べて小さいのがわかると思う。

日光の反射する雪面

輝く太陽と、その光を反射する雪面。
きれいな画像が撮れました。

さて、ゲレンデに戻るとザラメの激コブで、フリートレックではもうヘロヘロな状態。
やはり、雪の柔らかいオフゲレンデでの使用が前提で作られているので合わないのは当然なのですが…。
ロープウエイまで滑り降りるのが一苦労でした。

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