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2002年5月28日
丸沼高原から日光白根山を登る

オフシーズンのトレーニングとして「ザウス」でスキーというのも「あり」だったが(2002年9月30日閉館)
雪のない山を自分の脚で登るというのもまた足腰を鍛えるには効果的である。

丸沼ゴンドラから白根山を見る

日本百名山に数えられ、関東以北最高峰という日光白根山だが、
丸沼高原のゴンドラを利用すると一気に標高2,000メートルまで登ってしまう。
後は標高差500メートルあまりを一気に登るのだ。


スキー場のセンターハウスには白根山周辺の地図や登山届用紙が完備され
ゴンドラのチケット売り場で登山道の様子を尋ねればかなり詳細な情報をくれる。


左の画像はゴンドラから見た山頂駅と白根山。

スキー場トップから白根山を望む

ゴンドラ山頂駅を降りて正面にそびえる日光白根山。


この辺りは結構、観光地然としている。
画像向かって右側には展望台まで作ってある。

林間の歩道

2,000メートル付近の平坦なところに伸びる遊歩道。
ご覧の通り木の間、日陰の部分にはごっそり雪が残っていました。


積雪期はスノーシューコースとなる。

雪の斜面

もしかしたら今回の最大の難所かもしれない、雪だらけの急斜面。
つま先をかまして1歩1歩いけば大丈夫。

大日如来像

登山道の途中にある「大日如来」の石仏。
数十センチほどの小さなものだ。
ここを過ぎてしばらく行くと次第に道はきつくなっていく。

最短ルートのガレ場

最短距離のガレ場を通るルート。


樹林を抜けるといきなり荒涼とした風景になる。

君待岩

ガレ場の中間地点「君待岩」。
ゴンドラ山頂駅が小さく見える。

岩の転がるガレ場

草がなければまるで火星表面のような登山道。
この辺は結構キツイのだ。

白根山頂の標識

白根山山頂。

白根山から日光を見下ろす

山頂で振りかえると、向こう側には日光中禅寺湖・男体山が見える。
白根山までは快晴なのに、日光付近は雲がかかっている。
山の天候は意外なほどくっきりと変化するのだ。

樹林帯へ向かう道

下りは樹林帯を迂回するコースを取った。
森林限界付近の様子。

残雪が多い樹林帯の中の道

樹林帯の中。
日陰が多く、かえって残雪が多い。
6月いっぱいは残雪が残っているらしい。

ゴンドラを使うため極めてアプローチの容易な山だが、
かなり登り応えがある。


所要時間は登り:1時間50分ほど
下り:1時間30分ほどであった。


長時間ではなかったが、結構良い運動になった。
なにせ最近のカービングスキーは遠心力がキツイので足腰が弱っていると、「クネッ」とその遠心力に負けてしまうのだ。


まだ、山岳の荒行は続く。

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