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2007年4月某日
かぐらスキー場幻の第5ロマンスリフトにのる

記録的な小雪といわれた06-07シーズンも4月になり、普通でもクローズするスキー場が多い季節、やはりかぐらスキー場は別格の積雪なのである。
いつもお世話になっている苗場のレーシングスクールの親分の家に顔を出すついでにそのかぐらに行ってみた。

みつまたパーキング



途中、周りを見回しても雪はほとんど視界に入らない。
例年ならば、もう少し山の上に雪が見えるものであるが…。


こういうシーズンだと、営業できるスキー場にお客が集中してかえってこんだりするものだ。
しかし、今回は全くの平日ということもあり、だいぶゆったり滑ることができた。

レンタルコーナー



レンタルコーナー。
ふと、見てみると、ジュニアのウエアに見覚えが…。


赤・緑・黄の配色のウエアって…。
私が入社してすぐの頃、担当したデザインではないか!
確か、平成に入ってスグの頃だったはずで、軽く15年以上経っているはず!
いまだにレンタルで貸し出しているってことか?!


当然、ウエアのレンタルなんて、グッズに比べれば貸し出し頻度は大幅に少ないはずではありますが、大丈夫かね?


な〜んて感慨にふけっていたらゴンドラ発車の時間ですよ!

みつまたのゲレンデ

ロープウエイを降りると、みつまたのメインゲレンデです。


ご覧の通り、かなりキビシイ状況ですが、実は私が想像していたよりも雪は残っていたかな?!
ここはいわゆる「パーク」を作っていたゾーンだが、GW中持つかは…???(神のみぞ知る!)


画像をご覧になれば分かると思うが、熱心なフリーライダー諸氏が、ピョコタン、ピョコタン飛んでいた。


そして、私は1本リフトに乗り、かぐらゴンドラを目指す。

かぐらメインゲレンデ



ゴンドラを降りるとそこはかぐらのメインゲレンデ。
ご覧の通り、人はパラパラ。


スキー場はサイト上で5月27日まで営業と豪語しているが、もしかしたら…と思わせる。


山頂方面を見上げるとちょっとガスがかかって、大丈夫かな?と思わせるが、よ〜く見ると本当に山頂のあたりはガスがかかっていない感じだ!
これはいくしかない。
しかも今は幻の第5ロマンスリフトが運行しているというではないか!

幻5ロマ




幻の第5ロマンスリフトというのは誇張でもなく、本当に期間限定、場合によっては運行されない年もあった(はず)というリフトである。
実は私自身も「超」がつくほど久しぶりだったのだ。
某P社に入ってすぐの頃(スキーバブルがまだ狂ったように吹き荒れていた頃)に一回乗ったことがあった。
実に10年以上の時間が経過していたのだ。
その間、私はスキー板を担いで何度も(?)ここまで自分の足で登った。
それがリフトの搬器に座っていれば機械がここまで連れて行ってくれるのである。
乗っていた時間は実に感慨深いものがあった。

幻5ロマ降り場

画像は5ロマの降り場。
中央付近に見えるのは、越後の巻機山周辺の山々ある。
リフト監視のオジサンも山々を眺めていた。


さて、第5ロマンスから上はスキー場管理区域外だが、「日本有数の優良山スキーエリア」である。
なんでリフトがないのだろう?と思うくらい、「まるでゲレンデ」状態の斜面がある。
この「5ロマ」が回っていれば、ゲレンデ使用のマテリアルでも、30〜40分程度の登りでかぐらの山頂に到達できる。

ガスってきました



しかし、スキー場管理区域外にいくので、計画書は用意すべきでしょう。
「誰が」「どういった日程で」「何を持って」といった情報は届けておくべきです。
山麓に届出ポストがありますので、そこに投函すればひとまずOK。
最悪5ロマを降りたところにもポストがありますので、そこでも可。
「何かあったとき」に探したり、親族に連絡を取る手がかりになります。
しかし、5ロマから上はご覧の通り、ガスッていた。

苗場山が見えた

何度も来ていたし、地形もおおよそ頭に入っていたので、ガスの中登る。
脇の沢に落ちなければまず間違いなくスキー場のメインゲレンデに戻ることが出来るはずだ。


どんどん登っていったら、途中でガスが晴れて視界が開けてきた。
そのままかぐらの山頂めがけて登りきった。
すると、お約束の苗場山本体とご対面!となった。
見ると、小雪とはいえ、まだまだ普通に登山できる状態ではなかった。
もっと雪が減らないと、普通に山頂に到達できないと思われる。


かぐら峰から田代方面に伸びる斜面では数人のスノーボーダーがワンメイク(?)を楽しんでいた。
確かにゲレンデより邪魔は入らないはずだ。

5ロマコース

しばらく周囲の景色を見て、下ろうと思った。
本当に、かぐらの斜面はゲレンデのようだった。
この日、一番のバーンコンディションだといって良いと思う。


第5ロマンスのコースの状況。
「コース整備は行っておりません」という通り、ノザラシ状態。
天然ゲレンデである。
正直、コース外の方がはるかに滑りやすいだろうと思いました。
だって、コース内はゲロゲロに掘れたコブ斜面ばっかり。
ちょっとコースの外に出れば「おいしい斜面」がいっぱい!


第5ロマンスリフトのノスタルジーもあったけど、コース状況があまりに●×■だったので、即下山することに…。

今回の道具

今回の道具達。


板はフリーライドチャレンジ(山スキー用)、ビンディングはチロリアの普通のアルペン用(ただし、フレックス感の調整機つき)
ブーツはいつも使っている黒犬の160。やはり、こういった「スティッフ」なブーツが滑っているときは楽なのだ。
ちなみに、登りのときはスノーシュー(MSRデナリアッセント)を使用。


板に関して付け加えるならば、ツアー用はやはりツアー用であって、レーシングのようなレスポンスは期待できない。
そりゃそうである。補強を外して軽量化を優先したのだから。
それにしてもフリーライドチャレンジは、結構飛ばしても「乗れる」板であった。
久しぶりのお気楽山スキーであった。

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