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上から時系列順に記事が並んでいます。
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2007年12月2日
苗場で(ちょっと)初滑り

11月下旬から冷え込み、人口雪がウリのスキー場も順調にオープンして、業界的にもほっとした07‐08シーズンの序盤戦。
私はといえば、滑りに行こうかどうしようかとウダウダしておりました。
かぐらなど、まるで普通の冬のゲレンデ状況だけどかなり混雑してたようだしネ。
そうこうしているうちに12月に突入し、一発苗場近辺に行かねば…ということで、2日の日曜日にチクッと滑りに行ったのであった。

苗場ホテル前ゲレンデ

残念ながら土曜日も仕事でありまして、滑りに行ったのは日曜日だけ。
日曜の朝も、道場Kの親分からの電話でやっと起きたというていたらく。
「昼からでも滑りにこいや」ってな調子で「ではこれから参ります」と、でかけたのであった。

WEBのライブカメラで見ていたので大体分かっていたが、前の週に比べるとだいぶ雪が減っていた。
それでも苗場はホテル前(真正面)と第五高速のコース、さらには筍平まで営業しているという、先シーズンから思えば夢のようなコンディションであった。
さて、私はといえば、道具の手入れもろくにできておらず、SLとGSの板を見比べてどちらかというとまだ先シーズンのワックスが残っていたSLを選んだというかなりトホホな状況。
どうせそう長くないコースであろうから、SLの板でじっくり乗り込んで前後バランス、傾きの感覚なぞ思いだしていこうか…などと思って滑りだしたのだ。
ちょうど同じゲレンデで道場K常連の中学生女子の選手が同じくSLの板(F社)で滑っていたが、その様子を見ていたK親分、何やらひらめいたらしい。
私に、ポールセットがあるかのごとく、ターンに変化をつけて滑るようにとの指示。
その後を彼女がトレースするのだ。
誰でもそうだと思うが、フリースキーでは自分の滑りやすいペースでターンをしてしまいがちである。
だが、人のペースにあわせて滑るとなると、それは一種の制限滑走になるというわけだ。
なので、珍しく一生懸命滑る必要がある。
私がチンタラ滑ってたら練習にならないもんね。
親分の指令は、まず深回りターンを行うこと、次に浅く縦長のターンも組合わせたりしながらSLのセットにあるようなリズム変化で滑らせるベし。ということだった。
もちろん滑りだしも、レースをイメージしてしっかり「漕ぐ」ことにした。
シーズン初端でそんなことしていたら10本足らずの本数でもう脚はパンパン、「今日はおなか一杯」になったのであった。
最後のあたりではターンが伸び伸びになったりした。(情けなや…)
直後、ヒザがガクガクになり、翌日は腰がパンパンに張った状態になってしまったのは言うまでもない。
でも、本気トレーンというのもなかなか面白いと思った。
信者の皆様にも、自分と違うターンをする人と組んでトレーンしてみることをお勧めする。


この日、駐車場は無料、2時間だけ滑るならリフト券は2000円であった。
かぐら・みつまたはかなりの混雑、朝8時・9時で一度駐車場が一杯になり、昼頃帰る人と入れ替わりでないと入れなかったという。
そのかわり、苗場は比較的空いていたようである。


2007年12月16日
田代で初ポール

道場Kの親分からお誘い(指令とも言う)があった。
「某P社のバーゲン後、滑りに来い」
バーゲンといっても、私は「買う立場」ではなくて「買っていただく立場」である。
3、4日も長時間働いてだいぶイイ感じにくたびれていた。
そこにsakanaya氏から「私の車で行きましょう」という神のような申し出が…!
私にお断りする理由などあろうはずもなく、sakanaya氏と日帰りで(ほぼ)全面オープンしたみつまた・かぐら・田代エリアに行ったのだ。

吹雪の田代〜さむ〜い


カラカラの関東から山に向ったわけだが、群馬県北部よりドワ〜っと雪が降り始めた。
思ったより豊富な降雪である。
駐車場が早くに満車になることを予想して、苗場には朝7時過ぎに到着。
道場Kに顔を出してはみたが、周囲の除雪も間に合っていない状態で、さっさと田代エリアへ移動したのであった。
田代のPも8時前には9割以上の入りで、けっこうギリギリ。やはり皆広いところで滑りたいのがよくわかる。
しかし、雪の降り方も寒さもモーレツであった。
12月の中頃ですヨ!
それなのにもう大寒を思わせる状態。
当然、黒犬靴は暖めなければ履くことはできない。
往きの車内で大切に暖めるべし。


さて、今期初ポールとなったわけだが、雪面はフカフカでそんなにスピードも出なかったものの、シーズン最初の慣熟段階としては充分だと思った。
本当はそんなに全開シャカリキで滑る気力等なかったが、ポールが立っているだけで自然とテンションUPしてくる。
まあそんなもんである。


ジャンジャン新雪が降り積もるので、ポールセット後は多少入念にコースを踏む。
これが結構な運動となり、適度にへロへロ感を味わった。
自分でポールに入ると力が抜けて良い滑り?
でも、一番楽しんだのは、リフト乗り場まですねパウ状態を滑ったことかも?!
色々なシチュエーションを滑るのはやはり楽しいのであった。


2007年12月30日〜2008年1月6日
苗場で年末年始修行

年末年始を普通のサラリーマンのように休むなど何年振りであろうか。
28日を仕事納めにして29日は雑事を済ませ30日から修行に入ったのであった。
今シーズンは降りはじめこそ調子が良かったが、12月中はあまり降雪もなく積雪は不足気味。
天気予報は連日大雪などといってはいたが、実際には中部より西側ばかり降っていたようだ。
私が修行に入る直前には雨が降り、バーンを固めるため12月末なのに硫安を使ったと聞いた。
やはりかなりの異常気象なのであろう。実際、ゲレンデの下地は氷であった。
30日以降は気温も下がり、毎日少ないながらも着実に雪が増えていった。
(ポールが刺さるにはキツイところが多々あったけど)
昨年の正月と比べればなかなかのコンディションであったといえたのではないだろうか。

正月の苗場

使用マテリアルは昨年からの継続。
GSは昨年の192cm、SLは前々年の165cmこの二台はまだ滑走日数も少なくSLにいたっては実践レースではまだ未使用なのだ。


滑り自体は、やはり3日ほど滑り込んでいかないと身体のポジションが定まってこない感じがした。
とにかくターン前半でしっかりスキーのトップをかませられるよう積極的な身体の落下が必要である。
これはブリザードに限らずFIS規定のスキーを使う上では共通した課題であると思う。
ある程度身体を前に持ってこれるようになったら、左右のバランスを調整していく。
これは、正月飲みすぎで行うとバランスを崩して転倒することもある…というのは冗談だが、実際ぶっ転んでいたりして。
最後に大回転に関しては、アンギュレーションの度合いも調整した。
あまりにもポールを意識しすぎると、内肩が変に前に出てアンギュレーションが強く出てしまう。
するとスキーが次の進行方向に抜けてこないのだ。
逆に適度に身体を進行方向に向けていくと、「走り」が体感できる。これぞ神を見る瞬間といえよう。


スラロームに関しては、3日まで滑ってみて、ストックが長いのではないかと思い、表示で120→115cmに変えてみた。
(I○Iのコン△カンで購入)
旧120cmはスワンズ(!)で、115cmはコンパーデルだが、リング下石突きの長さがコンパーデルは長いので、実際の長さは5cmもない。(2〜2.5cm位か…バーンが硬いと差があまりなくなる!?)
気のせいか、それでもタイミングは取りやすくなったように思った。


さて、中学生・高校生と一緒に滑ったが、(体力的に)彼らと同じペースでトレーニングはできない。
大人は一本一本を集中して滑らねばならないのだ。
もう少し詳しく述べると、ひとつのセットに対して一本目は本番レースをイメージして完走できる範囲でどこまで攻めていけるかという意識で滑る。
二本目は一本目で見つけた課題を解消するよう滑る。
二・三本滑ったら、余程課題が残らない限り、それ以上滑る必要はないと考えている。

苗場PHショップ


某P社のショップもホテル内にて営業中。
ホテル6号館、ゲレンデで言えば第一ゴンドラと第三高速リフトの中間あたりから入る。


品揃えは、スキーウエア、小物(グローブ、帽子、アンダー、ソックス等)、インハビタント(知る人ぞ知るカジュアルブランド)のウエア・小物、ボレーのゴーグルなど。
ジュニアのウエア、小物もある。
ただし、レーシング・デモ志向のスキーヲタクの方を「おお!」思わせるものはないのでご注意。


昔より「キレイ」で「おしゃれな」演出を目指しているはずなので、興味のある方はぜひご自身の目で確かめていただきたい。


2008年1月14日
妙高杉の原で今期初レース

成人の日に絡んだ連休をカレンダー通り、普通のサラリーマンのように休むなど何年振りであろうか。
14日に今季初レースとなるプリンスカップ第二戦(妙高杉の原)に行ったのであった。

杉の原微妙な天気

直前まで修行していた苗場から妙高に向かう。
石打〜十二峠〜津南〜飯山〜ちょっと高速〜妙高というルート。
時間にして2時間半くらいか。


天候は回復傾向という予報だったが、寒かった。
とにかく寒かった。
左の画像のように一瞬薄日が差すと思いきや、やはり寒い。
風はそう吹いてもいないのに、やはり寒い。


受付で参加者の人数を見てみると、シニアクラス(35〜55歳)がとにかく多い。
軽く50人以上はいそうだ。
このシリーズ戦にしては極めて珍しい休日開催で、常連参加者以外に結構多く参加者が集まったのと、昨年までひとつ若いクラスだった人々がある程度まとまってシニアに上がってきたことが影響しているようだった。

一本目のセット


コース上雪面の状況は、やはり硬いアイスバーン状の下地の上に新雪が10cm弱かぶった感じ。
インスペだけで3〜4割、新雪がはがれた。
左画像はスタート直後のコースの様子(インスペ中)
自分がレースで滑るときにどのくらい下地が出てくるか、必死にイメージしようとするが、正直さっぱりわからない。


実際滑ったときにはライン上、ほとんど下地が出ていたような気がした。
雪面をよ〜く見すぎてしまい、流れが途切れがち。
どうも全体的にイマイチな感じだった。


ちなみにセット自体は非常に素直な(ベーシックといってよいほど)ものであった。
セットの流れが良すぎて結構スピードが出たのには参った。

二本目のインスペ前


ここでは良くあることらしいが、スキー場の中腹だけ「ガス」っていた。
左画像は二本目インスペ直前のスタートテント。
結局二本目の滑走時にはほとんど中間が「ガス」っていた。
セット自体はそれほどひねった感じもしなかったが、雪面の「うねり」が見えづらく、滑るときはつらかった。
調子自体は、「良い」「普通」「悪い」で選ぶとすれば、迷わず「悪い」であった。
エッジングは決まらないし、一箇所ラインからあふれて大減速するし、も〜どうなってんだよ〜。


順位など明記する気にもなりません。
修行やり直しか?


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