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曲げてしまった板を直す

転倒で曲げてしまった板を直す

軽井沢のプリンスカップで最後に大転倒をかましてしまいすっかりがっくり状態。


後でちょっと乗ってみると左右で微妙に乗り味が違っているような…。
片方だけわずかにポジションに敏感な感じとでも言おうか。
自分の乗るポジションが不安定なだけかな、と思っていたが最後板を外して左右あわせてみて「!?」
片方のテールが曲がってるぅ〜
というわけなのだ。


左の画像は同一面上に左右のスキーをのせたところ。
トップは位置を合わせてある。
向かって右側が短いかのように見えるがこれは後ろ端が上がってしまっているため。


表面についた多数のキズが転倒時の激しさを物語る。
十万円以上もしたスキーがほんの数回しか使っていないのに曲がってしまった。
選手用の板のこれは宿命ともいえる特性ではある。
もちろん転倒した自分がイケナイのだ。


しばし悩んで自分で戻してみることにする。

側面から状態を見る。
(板の左右は上の画像とは入れかわっています)


大体、曲がっている箇所がわかるアングル。

まずは曲がっている箇所にマジックでマークを入れた。
真後ろや側面から見て「曲がり始め」「曲がり終わり」「一番激しく曲がっているポイント」に×印をつけた。
(画像向かって右側の×印)

いよいよ実際の修正作業。


理屈上、曲がったときと同等かそれ以上の負荷をかけないと戻らないはずである。
そうなると必要なのは強固に固定された二箇所の支点である。
ちょうど滞在先のスキールームに作り付けの棚があり、その支柱の間隔がまたぴったりであった。
本当は支点が横方向で縦に力をかけられればいいと思ったが仕方がない。
画像のような状態でグイグイ押した。
×印を見ながら少しずつ力を加えていく。
かなりしなる状態まで行かないと全く変わらない。

このように真後ろから見るとベンドのカーブ形状がよく判る。
向かって左側が「無事」であった方。向かって右側が「修正」された方。
この時点でほぼ同じ形状に戻した。(このあともう一押しやった)
と、言ってもやはり完全に元通りにするのはかなり難しそうである。


この後ゲレンデを試走。
ピステンの踏んだ斜面を一回ごとに左右履き替えながら滑走した。
その結果、左右の違いは感じられず一応合格とした。


後はアイスバーンや硫安の雪でどんな挙動を示すか、修正箇所の耐久性は他の部分と比べてどの程度弱くなっているのか、というようなことが未知のままである。
ここのところ道具がよく壊れるが、まさか天罰?


<注>
今回掲載の内容はいわば自分で勝手に行った修正であり、製造者から見た正式のやり方などは何も調べずやっています。
もし板を曲げてしまった場合は上記の内容を参考にはしないでいただきたいと思います。
多少なりとも参考にされる場合はあくまで自己責任でお願いいたします。

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