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04-05選手用スキー情報

04-05年度選手用(GS、SL)情報

通常カタログに載っていない選手用スキーとはどんな板なのでありましょう。
今回は日本に入荷したばかりのスキーの画像をご紹介いたします。
(画像提供:ブリザードマーケティングジャパンさま)
選手用に関しては入荷してみてみないとどんなものか、日本側では誰もわからないらしく、今回入荷しなかったサイズに関しては見てのお楽しみということのようである。

大回転用スキー3本、上から市販品、選手用185、選手用181

大回転用スキーテール部分比較いきなり大回転用の板が3本並んでいるがこちらからご紹介しよう。
一番上はカタログ掲載の一般販売モデル(182cm表示)。
テール部はすぼまっており、板の全長よりエッジ長が短くなるシェイプ。
プレートは2年前から使われている空母型。



二番目は185cmサイズの選手用。
シェイプは上の物に近く、テールも先がすぼまった形。
テール端は持ち上がっていて雪面にほとんど触れないような感じ。
このサイズと188はシェイプが前年から大きく変わっていないように見える。
ただし、トップのアウトライン形状は181のような丸みの強いタイプ。
プレートはマーカーのピストンコントロールがついている。(ただし、標準ではないようだ)



一番下は181cmサイズの選手用。
新しいシェイプを採用。実際テールの形状が他と全く違っている。
後端までエッジをかませてターンを作るようになっている。
ほぼテール端まで雪面に触れるようにほとんど持ち上がっていない。


プレートはビスト社のVNタイプ.。
選手用としてはこちらのプレートが標準装備か?
今期女子開幕戦大回転でゲルグルの使っていたのがこのタイプ。
トップのショベル部分の立ち上がりもこれだけ明らかに大きく、スキーの先端よりもかなり後から接雪する設定。
トップのアウトラインも従来より丸くなっているようだ。
フレックスもこのタイプは張りがあるらしい。


結局サイドカーブの規制があるので長さが違えば全てシェイプが異なってくるのも当然ではありますが...

大回転用スキーテールのそりあがり比較

テール部分の詳細画像。
手前が181、奥側が185。
手前の方が明らかに持ち上がり方が小さいのがわかるだろう。

あと、光の反射具合で以外に表面がザラザラしているのがわかると思う。

回転用スキー2本、上市販品、下選手用155

回転用スキーテール比較今度は回転用の板である。

上が一般販売用のSL用(165cmサイズ)
大回転用の空母プレートに外形を似せたプラスチックのプレートが載っている。
長さのせいもあるがセンター部分の幅がかなり狭い。
表示によれば、トップ―センター―テール幅は
112-64-100(mm)となっている。
サイドカーブはR13の表示。
対応種目を示す「SL」の文字が赤いのが特徴。


下が選手用のSLモデル(155cmサイズ)
プレートはプラスチックのブロック状。(ビスト社製らしい)
単に高さを稼いでいるだけのように見える。
一般用と比べるとシェイプは全く異なっている。
センター部の幅が広く見え、テール部分の形状も全然違う。
トップ―センター―テール幅は実測で
109-65-95(mm)とのこと。
サイドカーブはR12の表示。

回転選手用トップフィン選手用で明らかに異なっている点はトップフィンがついているということである。
2,3年前のヘッドの板についていたフィンとそっくり(同じ?)である。
パーツのメーカーが同じなのか?
165サイズも存在するが、まだ日本に入ってきていないのでどんな形なのか分からないらしい。


スラローム板もほしくなっちゃうな〜



04-05年度選手用大回転モデル(教祖所有)

ある日、二年前から使っていたリーゼン板を見たらプレートの取り付けねじがブチ飛んでいた。
どうも5月のかぐらのSGキャンプで大転倒した時にでもやってしまったらしい。
これはイカン!と、思い切って新調することにしたのだ。
我らがブリザードも現在住んでいる群馬県内では常時在庫している店は皆無。
探していったところやはり東京までいってしまったのであった。

大回転選手用全体188

サイズの設定としては181、183、185、188、192があるらしいが、今回は188cmにしてみた。
出向いた「う○ど○ぐ○」で聞いた話によれば一番人気は185cmとのこと。
183と185が同じシェイプで、他は全て異なるらしい。
ぱっと見た目では181のみテールが台形で後端までエッジが使える。他のサイズはテール最大幅から少しすぼまって有効エッジ長が実長より短くなっているのだ。
ここ何年か181や183を使っていてどうも短いような気がしていたので4年ぶりに188cmにしてみた。

大回転選手用プレート部

プレートとビンディング部分。トップのアルミ(?)板は厚さが3〜4mmくらい。
小さく記載されているようにVIST社製のプレートである。ノルディカの選手用と同じ形らしい。
「ワールドカップ・エア」というタイプのようだ。
以前のプレートと比べてアルミ板下のラバー部分が厚い。
ビンディングは特にゲタをかましていないが、これでもさらに2mmほど上げる余地が残されている。

大回転選手用ソールソール部分。(右側)



まあ常識的なスプリットソールである
柄は一時よりもデコラティブになりつつあるといえそうだ。
ただし、このコスメは暫定で04モデルから適当に選んでいるらしい。
これは本当に適当に選んでいるようで手近にあった版を適当に使っているとのこと。
過去、スラロームの選手用でJrの柄をのせて「こりゃあなんだ?!」ということもあったらしいのでした。

トップに印刷されたキャップのような柄は、クロス用やオールラウンドモデルについているキャップ状のパーツと同じ形だが、実際は当然、全体が平板なのである。


ここ最近のブリザードの特徴といえば、たたいて見たときに高密度なそのつくりを示すかのような甲高い音。
補強材がマグネシウムかは見ただけではなんともわからないけれど、左右の板をちょっとたたいてみれば「キン!キン!」とやはり備長炭のようなかそけき音がするのでした。


今シーズンはレースなど出場できるかはわからないけれどちょっと滑ってみたくなる今日この頃であった。
スラローム板もほしくなっちゃうな〜

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