神を見るための板たち

LEGEND

教義

信者の広場(BBS)

布教活動(スキー活動)

栄光のテクノロジー

アミノバイタル教

無雪期山岳修行

Q&A

WEB上の巡礼

特別企画「ソルトレイクに信者がいた」

異端審問所

神を見るための板たち


06FIS対応SLモデル

Sigma SL FIS WC(試乗用)を試す

06年1月4日、FIS対応のスラロームスキーをポールセットで試した。

Sigma FIS SL WC test今期、大雪で大変だ!と騒がれている苗場スキー場でスラロームのポールセットに入ってみた。
見る見る雪が積もっていくというコンディションであり、ちょっとラインを外すとパウダースノーの土手が待っている。

Sigma FIS SL WC test_plate

履いた板は試乗用なので、画像の黒いプレートの上にマーカーのスピードポイント(レンタル用)ビンディングが乗っかっていて、プレート高が倍くらいになっている。
エッジの立ち方がやや敏感にはなるけれど、板の特徴は大体分かる。
ちなみに長さは165cm(男子SLスキーの長さ規定ぎりぎり)


まず感じるのは、板全体が非常にしなやかであるということ。
Rの小さい大回転的なターンをするための特徴を持っているように感じた。
もう少し細かく述べると、
自分でトップをフォールラインに落としていき…
丸い回転弧を描くように乗り込んでいく…
するとスキーはスルリと流れるようにターンしていく。
と、まあこんな感覚であった。
滑らかなラインをイメージしてそれをトレースしていくとよいと思う。


基本的には全体にしっとり・どっしりした感じである。
かつてのSL用スキーのような強い反発感を期待して乗ると、やや物足りなく感じるかもしれない。
実際、F社のスキーを使い慣れた方のインプレは「期待する反発感が足りない」というものであった。
私個人の見方としては、緩斜面で振り幅が小さい場合はF社にアドバンテージが出てくるかもしれないが、ある程度斜度があり振り幅も大きい場合はブリザードの方が安定してタイムが出るのではないかと思う。


Sigma SL FIS WC(自分用)を試す

06年1月14日、自分用のスラロームスキーをポールセットで試した。
この日、苗場に限らず日本中で気温が上昇。
ほんの数日前まで「寒い!」「雪大杉!」などと言っていたのに今度は雨なのだ。
ふかふかだったゲレンデは今度は湿気を含んで密度を増した雪で固められてしまったのであった。
ポールにあたると水しぶきがゴーグルに付着するが、これも3月頃のレースのシミュレーションだと思えば意義深い(?)ものだ。


先に道場Kに置いてあるスラロームタイプのSLR IQ(160p)で滑ってみた。
昨年3月以来のSLRであったが、ポールセットでもなかなかのものであった。
今回も思ったのだが、このタイプのスキーはエッジへのパワー伝達感が非常に強い。
「縦にパワーが乗っていく」感覚がする。
ただし、一回だけトップがパラッとばらけたような感じがしたが、キャップ構造特有のものかもしれない。
自分がトップを無理に振っていた可能性もありますが…

Sigma FIS SL WC test

さて、待ちに待った「自分用」スラロームスキーである。
黒いセパレートのプレート上にはすぐビンディングかついている。こいつはFISの規定以内の高さになっている。(はず)
しかし履いてみると上記のスピードポイントビンディングよりは低いのだが、思っていたよりも高さがあった。
これが規定ギリギリの高さというものなのか!?


滑り出すと、べったり安定した感触が強い。
程よくトップが内側に入ってくる。正直ちょっとにやけてしまいますね。
さらにポールセットに入っていると、板の走りを感じる。
F社のような「ポン!」という早い返り方ではなくて、「グニュ!」というもっとマイルドな返り方である。
ちょっと身体が遅れると板においていかれそうな気がするほど、スキーが前に進むのだ。
明らかにこの状態のほうがスキーの走りが強かったと思う。
恐らくスピードポイントのような前後連結プレート(ビンディング)よりも、完全なセパレート型プレートの方が「しなり」と「返り」がちゃんと出るのであろう。
試乗される方はその点に留意されたい。


しかし、これはレースやりたくなる板ですよ〜

05-06選手用DHスキー←最新情報 →06ファットスキーを試す


トップへ戻る
HOMEへもどる

神を見るための板たち

LEGEND

教義

信者の広場(BBS)

布教活動(スキー活動)

栄光のテクノロジー

アミノバイタル教

無雪期山岳修行

Q&A

WEB上の巡礼

特別企画「ソルトレイクに信者がいた」

異端審問所