2007年3月12日
焼額山でプリンスカップ第5戦に参戦
さて、前回のレースから全く練習することもなく今度はシリーズ5戦目(私の参戦は3戦目)である。
3月の頭までは気温の高い状態が続き、標高の低いスキー場は続々「野原」になりクローズ宣言するところが出てきていた。
そんな状況でも標高の高い焼額山なら大丈夫だろうと全く心配はしていなかった。
確かに心配いらなかったのだが…。
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レース当日の何日か前から日本列島は真冬の寒気に覆われた。
北陸地方から北の山沿いは「今更の」大雪に見舞われていた。
私の仕事場のある岐阜県内も前日には雪がちらついていた。
移動はほぼ高速道路になったわけだが、長野県内はかなり広範囲で雪が見られた。
北部に入ると積雪現在進行中といった感じだ。
左画像は信州中野ICを降りてすぐの交差点。
ご覧の通り真冬の光景である。
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山を登っていくと、どんどん降雪が多くなってくる。
3月も10日を過ぎているというのにどう見ても「真冬」の光景になってきた。
焼額に着いてみると、前日からのものと思われる積雪が30〜50cm。
駐車場の除雪も追いついていないのであろう。
駐車スペースはいつもと違うおかしな形になっていた。
この雪は結局終日降り続けることになる。
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この日、小さな奇跡が起こった。
4人乗りのリフトに3人の信者が乗り合わせたのだ。
(正確には教祖の私と信者お二方)
「ブリザード三兄弟ですね」とはこの中の一人女性信者の方のお言葉。
左画像はその証拠写真である。
日本においてはこのようなことは(残念ながら)極めて珍しい事例であろう。
信者が増えてきたことの証明ではある。
この後、リフトに乗り合わせたサ○モンユーザーの方から、
「ブリザードですか…試乗会ではすごく良かったんですよね…」
「このサ○モンの次はブリザードにしようかと」
いう実にうれしいお話。
ここにも真実の入り口に立っておられるスキーヤーがいらしたのであった。
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インスペ直前のスタートハウス。
軽く吹雪いている。
ホント、寒いのよ。
バーンの状態は、一度気温が上がってザラメになった層に、30cmほどの新雪の層がかぶっていた。
気温は−10℃位になっていたと思われるので、下のザラメの層はかなりカリカリに固まっていた。
インスペで皆が通ると下地がどんどん露出してくる。
ただし、緩斜面は新雪が残る。
この状況でワックスは何がベストかは…
よく分からない。
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1本目は焼額でのレースでは標準的な(と、私の思う)セットだった。
このように積雪のあったときはラインを外れたところに雪の土手が出来る。
この土手に突っ込むと50秒を切ることができない(と思った)
ラインをキープしていけばとりあえず50秒は切れるが、そこから先は「よりタイトなラインを攻められるか」がタイムを左右するのであろう。
ラップ45秒台に対し、私は49秒台。
またもや参加クラス中ラップに対し私は約10%増しのタイムであった。
順位は17位と、ちょっと厳しい感じ。
どうも掘れたところを観察しながら探り探り滑っていた感じはあった。
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2本目のポールセットは1本目で掘れた箇所を考慮しながら行わなければならないので、セッターの方にとっては非常に難易度が高いものになったと思う。
2本目のセットは谷側に向かって右手側に寄せて振り幅も最小限で持っていった感じだった。
それでも1本目で掘れてできた凹凸が影響して、ゲートのインターバルにウエーブを越えるような箇所があった。
滑る方にとっても難易度が上がったのだ。
かなり多めにクローチングを組んで積極的に行った方がタイムが出たようだ。
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ゴール前、最後に斜面が落ちるところがある意味今回のセットのハイライトであったかもしれない。
落ちる直前は比較的まっすぐに来ていて、斜面が折れた直後にスルーゲートがある。(左画像赤ゲート〜次の青ゲート)
実はそのスルーの次からキビシクなってくるのだ。
しかも画像の赤ゲートの手前に1本目のレースでできたミゾがあり、スピードが乗ってくれば乗ったで、ジャンプするような現象が出てくる。
そして、そこでミスった選手には、もう挽回の機会は与えられないのであった。
私はというと、どうも今回も警戒してアローアンスをみた滑りになっていたような気がした。
とりあえず破綻はしなかったけれども、タイムもあまり出ていない。
それでも順位はひとつ上がって16位という結果であった。
やはりラップより10%増しくらいなのだった。
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一日中寒くて、参加者の皆さんは2本滑り終わるとぐったりしていた方が多かった。(かくいう私もその一人)
疲労感を感じる中で表彰式が始まった。
画像はレースの講評を話すセッターの●林氏。
背後の窓に立てかけられているスキーは全て○ガサカのもので大会景品。
8本もあるのは、各組(レディス・マスターズ・シニア・レギュラー)優勝者+ブービー賞に板が贈られるからである。
正直、ブービー賞にスキー板が贈られるのというのはなかなか見ない光景だ。
参加の皆さんもちょっと驚いていた。
全体に、今回の大会は景品の数がすごく多かったように思う。
プリンス関係の宿泊券・リフト券、インライン、○■ンビアのウエア、板と同じ○ガサカのスキーケースなど、上位入賞者に飛び賞、当日賞、ブービー賞では賞品がなくならないので、最後は恒例のじゃんけん大会になった。
私は16位と、飛び賞にも当日賞にも引っかからなかったが、じゃんけんではスキーケースをゲットした。
しかし、メーカーは○ガサカ…。ガムテープでも貼って「BLIZZARD」とかマジックで書こうか?
一通り終わったら、まずは志賀高原から降りることにした。
あまりに久しぶりの雪道運転で正直やや怖かったものでね。
途中、例によって車に積んでおいたPCを使って仕事をやっつけた。(終わったら完全に夜になってましたが…)
寝不足で長距離遠征に出たので、またもや帰途は激しい睡魔に襲われた。
高速道路で適当なSAを見つけこれまた車載シュラフを使って何時間かグウグウ眠ったのであった。
そう、高速から降りるときに午前零時を回れば深夜割引が適用されるからである。
ちなみにこのシリーズの最終戦は妙高杉の原から軽井沢に会場が変更になった。
雪不足の影響はこんなところにも現れていた。
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2007年3月26日
軽井沢でプリンスカップファイナル
プリンスカップというシリーズ戦は、5箇所のスキー場でレースを行い、その上位40名(クラス別)が最終戦に招待されるという形を取っている。
いわゆるワールドカップと同じ形態の縮小版なのだ。
今期、私はかろうじて3戦に出場してファイナルの出場権を得たのであった。
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3月下旬ともなれば天気は晴れが多いものだ。
軽井沢ならばなおさらだろう。ちなみに本来の予定で行くとファイナルは妙高杉ノ原で予定されていたが、コンディションが軽井沢が最良であろうということでそちらに変更されている。
画像は開会式の様子。
セッターはいつもの●林氏ではなく、軽井沢SSが全面的に仕切って行われた。
マイクを持っているのはTD担当氏。
具体的に諸注意事項をお話いただいた。
隣に立っているのは、大会実況担当アナウンサー。
J-SPORTSアルペン担当といえば分かるだろうか?
テレビで聞く同じ声でこのレースを実況してくれるのである。
しかもスキー場全体に聞こえていた。
ちなみにレース出走者は、アナウンスのネタを書くよう受付で紙を渡されるのであった。
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さすがに雪が少ない。
スタートハウスはいつもの高台に設置されていたが、その雪の台は恐ろしくやせ細ったものだった。
普段はもっとなだらかなこんもりとしたスタート台になっているはずなのだが、もうスタートのライン分しか雪を盛り上げていない。
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ご覧の画像でどこまで分かるかさだかでないが、ポールセットはかなりふり幅のないものであった。
変に振って、溝がほれたりすると完走率が大きく下がったりする可能性がある。
その辺を考慮したセットなのであろうと合点した次第。
遠く浅間山がきれいだ。
この日はあまり噴煙を上げてはいなかった。
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3月に一度冷え込んで雪を増やしたというが、3月も下旬であり雪は薄い。
氷状の下地がすぐ露出しそうであった。
下地をピステンのキャタピラが踏んでしまうと氷にその凹凸が刻まれてしまい、デラパージュでは均しきれなくなる。
ポールセットもその部分を避けるように立ててあったと思う。
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いつも軽井沢のレースでキーになるゴール前の斜面。
ここもかなりまっすぐ入っていけるセットになっていた。
雪が薄いので、振ったセットだと掘れてくるのだろう。
それを防ごうとする配慮だと思う。
さらにレース途中のコース整備と、硫安撒きは非常に入念であったので、最後まで問題になるような荒れ方にはなっていなかったようだ。
こうなると、ポイントは
1、ラインは極力直線的に
2、クローチングを多用して空気抵抗を減らす
3、滑る板、ワックス
3は今更大きなことはできないので、滑走面の汚れを出走前に落としてきれいにすることを心がけた。
1本目は12位のタイム。出走23人なのでちょうど真ん中だ。
出来れば上半分に入りたかった。
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2本目は1本目からずらして、同じようなふり幅で立てたセットだった。
1本目より少し振ってある箇所があり、実際各選手2秒前後タイムが余計にかかっていた。
画像は最後のゴール前斜面。まっすぐ入ってこれるが、その後大きなターンを要求されるスルーゲートが設けられている。
とにかく、この斜面へ入るときはスピードにのって突っ込んでこないとタイムは出ないようだった。
そのあと少々ラインがあふれても何とかなる状況なのだ。このレースは積極性が重要。
そう思い(自分としては今までより)突っ込んでいったら、2本目は10番目のタイムで、合計10位に繰り上がった。
やっとこさ10位以内に入ることができたのだった。10といえば飛び賞も期待できる!
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結局、トップ争いは国体や各地のレースで活躍しているレベルの選手がやっていて、自分とは別次元なのだが、そことどのくらい差があるのかは興味がある。
…が、やはりトップの10%増しのタイムであった。差は縮まっていなかった。
レースが終われば表彰式。
今回のレースとシリーズ総合での各クラス上位入賞者が表彰される。
私は10位でヘルメットをいただいた。
最後は恒例じゃんけん大会。
プリンス関係の宿泊券やリフト券などをめぐって、結構ヒートアップしていた。
じゃんけんのときも本職アナウンサーが盛り上げてくれたのだった。
(左画像)
今期エントリーのレースはコレにて終了。
4月以降はどうしようか思案中。
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