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布教活動の記録(2002年1月)

2002年1月1日苗場スキー場で新年最初の修行

2002年元日苗場

2002年、最初の日は左の画像の通り好天に恵まれた。
正月の道場Kはいつもどおり苗場での修行なのだが、使用バーンは第5高速リフト脇になった。
従来は山に向かって右手の火打のバーンを使うのだが、今年「ドラゴンドラ」が開通した事にともない火打ゲレンデ周辺の混雑度が上がって(混雑するだろうと予想して)レーサーとゴンドラ利用者の事故を事前に防ぐため、スクール使用バーンの変更となったらしい。
ポールトレーニングには明らかに火打の方が斜度も距離も適当であり、ゴンドラ利用者とのトラブルも発生しないような気はするのだが…
正月の状況を検証した上で火打でのスクール再開を強く希望する。

午前中はリーゼンの修行(布教)。
やはり、シグマRSチタニウム(選手用)はトップからテールまで雪面にぴたりとコンタクトしてまさに挙動に迷い無しといった感じだ。
道場Kにきていた人々の間ではフィッシャーの使用率が高かった。
特にRC4W・C GS選手用がこのように高密度で見られることはそう無いのではないかと思った。
私も、もしブリザードが入手不可能になったとしたら恐らくフィッシャーを使うと思う。
見るからに、また触っただけでなかなか良さそうな感触が伝わる板である。
当然リーゼンでサロモンを使う人はいなかった。


午後はスラロームの修行(布教)
スラロームはシグマSLKを使うが、これは10月のザウスカップ後、ザウス内のベラークにチューンナップに出したもの。
数日前、田代で使った時には全く感じなかったことだが、今回エッジの引っかかりを感じた。
チューンナップされた状態をよくよく見てみたところ、滑走面とエッジが全くのフラットになっていたのだ。
そういえば自分でエッジの角度はつけるから、ベラークに対してはフラットに削るだけで良いと言っていたのを思い出した。
午後は気温の上昇とともに雪の湿度が上がり、そぼろ状になって極めて引っかかりの出やすいバーンになっていたのだった。
この事例は、雪質によってエッジのビベル角を変える必要性を示している。

次回は今期初の実戦、プリンスカップ軽井沢大会となる。
しかし、身体が重い。自身を軽量化することが現在最大の課題だったりする。


2002年1月9日軽井沢プリンススキー場でプリンスカップ第1戦

昨年12月20日に開催予定だったプリンスカップ第1戦が
雪不足のため年明け1月9日開催となった。

軽井沢1月9日

当日はなかなかの好天ではあったが、風が強く体感気温は寒く感じた。
雪自体は人工雪の下地に数センチ天然雪が積もった状態で、
バーンコンディションとしては上々であった。
実際私がスタートした順番では50人以上が滑走していたが全くコースの荒れは気にならなかった。
コースセット自体は初戦ということでかなり素直なセットであった。
斜面は最初緩斜面、中間で中斜面、最後急斜面という構成で、この斜面変化に対応する事がまず求められるコースである。(画像は最後の斜面)



参加者自体は出走者63人で内62人が完走と、まずは高い完走率の滑りやすいコースセットであったといえる。
クラス別に見ると、


レディース:15人
マスターズ(男50歳以上):25人
シニア(男35から49歳):30人
レギュラ‐(男34歳以下):13人
となっており、レーサーの高齢化がうかがえる。


私は今シーズンからシニアクラスとなり、一番の激戦区に入ってしまった。
実際、ラップタイムもシニアクラスで記録されている。



さて、この日の私の装備だが、
アンダーにはアウトラストと4DM(下)、4DT(上)の併用として、耐寒性とサポート性を両立。
朝にはアミノバイタル‐プロを服用してフィジカル面もサポート。
身体が動く状態を作った。
スキーは当然ブリザードシグマRSチタニウム(選手用)、ブーツはノルディカドーベルマンという組み合わせ。

軽井沢当日賞

結果はというと、シニアクラス30人中9位ということで4ポイント獲得だった。
…のだが、9日ということで当日賞も獲得!
当日賞は日付時間に関係ある景品でタイメックスのウォッチと電卓。


まあ参加者中、中の上というくらいの出来であったと思う。
しかしラップから3秒以上の差があるのでせめて2秒以内に持っていきたいところだ。

軽井沢参加賞

今回は参加者全員に参加賞ということでカルビーの新型ポテトチップ試供品三種類が配られた。良い酒のつまみをもらってなかなかにご機嫌なレースであった。

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2002年1月28日妙高杉の原スキー場でプリンスカップ第2戦

妙高エリアは今回初めて行くことになったがやはり交通の便は良くない。
私自身、群馬県高崎市近郊在住だが、上信越道が全通したとはいえ対面通行の個所がまだまだ多数あり
結構ストレスのたまる道だ。
政府に対してはこういう道路に対してしっかり予算をつけてさっさと全部普通の高速道路にしてほしい。

妙高杉ノ原朝一番

当日、天候は小雪。薄日が差したり、ガスが発生したりと不安定な状態だった。


この妙高というところは日本海に近いためかなり湿度の高い雪が降ると聞いてはいたが、確かに降り積もった新雪はじっとり重い雪質であった。


大会バーンは「ダイナミックコース」という名称の中斜面。
ただし、細かい斜面変化、うねりがあって一筋縄ではいかない様子だ。


最初6旗門を過ぎると斜面が落ちていき、旗門の設定もそこでスルーゲートが出てきたりする。
最後は微妙にねじれた緩斜面で、その直前の急な部分でいかにスピードに乗せるかが勝負の分かれ目となる設定だった。
コース長はタイムにして大体1分前後で前回の軽井沢より若干長かった。
(最初の画像はちょうど中間部分。一番斜度がある部分から、緩斜面の入り口。)

妙高スタート

2番目の画像はスタート地点からコースを見下ろしたもの。左手側に落ちているのがわかると思う。


インスペクションの時に感じた雪質はまるで新雪であって、「掘れても全く気にならないかな‐」と思っていたが甘かった。
神はまたも試練を与えたもうたのであった。
私が滑った時点では新雪として降り積もった部分がほとんど掘り尽くされてしまい、
下地の固い層が露出していたのであった。
しかも、所々2段3段に溝ができていて、正直かなりとまどった。

妙高ゴール地点

さらに悪い事にちょうどコース中盤の高度にガスが発生。
一番見えて欲しい中盤の部分がおぼろにしか視界が無かったのであった。
3番目の画像はゴールエリアから見上げたものだが、これはだいぶ状態の良い時のものだ。


結局、私は2年前に濃霧の中で溝に突っ込み、スキーを曲げてしまった記憶がよみがえり、思いっきり守って滑ってしまったのであった。
順位はクラス中12位でこれといって評価に値するものではない。
プリンスカップのシリーズポイントも完走すれば全員もらえる2ポイントのみにとどまった。


次回は道場もある苗場での試合となる。

妙高順位掲示

日本で最も古いスキーエリアのひとつと言われる妙高高原。
このスキー場自体は、全体が縦長でちょうど良い斜面が長く続く大変良い構成だと感じた。


大会の運営もアンティークなやり方であった。
(左画像参照。結果表示も伝統的な短冊+洗濯バサミ式だ。)
拡大画像


しかし、各クラス滑り終わったらその都度表彰式をするならそう言って欲しかったのは私だけではなかったと思う。
通常全員終わって最後まとめて表彰するものと皆さん思っていると思うのだが…


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プリンスカップ第2戦で見た光景

ど平日のレースなので参加者もかなり濃い人が集まっています。

KEIスキーユーザー

少数民族:「KEI-SKI」

雪上チューンナップ台

ハートの板からワックスをはがしている光景。
アルミ板にパイプをつけたものをバイス代わりに使っている。
売っている物か、自作したものかはわからない。

ノルディカ選手用

来期のノルディカスキー(リーゼン用)
試乗用か、選手用として供給されたものらしい。
プレート、ビンディングともに見た事もない物がついている。
構造は平板でトップには縦方向に二つジェルドライバーがついているかのような「柄」が印刷されている。


拡大画像

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