2003年1月23日
焼額山でプリンスカップ第2戦
さて、あっという間に1月も下旬となりプリンスカップも第二戦である。
前回の軽井沢であまりに板の手入れをしていなかったことを反省し、今回は少々下準備をおこなった。
ホルメンのフッ素混ワックスを塗ってスクレーピング、ブラシ仕上げ(手動)をしておいた。
さらにインスペとアップ用に昨年の選手用リーゼン板も用意した。
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レースと関係ないが、今年から第二ゴンドラの搬器が小さいタマゴ型から最近主流の四角いタイプに変わっていました。
内装に使用感があったので、どこかからか流用してきたようです。
とりあえず広々として良い感じでありました。
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気温は低かったが、天候はおおむね晴れというコンディション。
前の日に結構降雪があったようだ。
非常に温度の低い軽い雪が山全体を覆っていた。
参加者は前回の軽井沢に比べてかなり少なかったようです。
スタート地点もなんとなく人がまばらでした。
皆さん、直前まで板の手入れをしています。
私もソールをブラシなどで再度磨いたりしました。
やはりブラシは手動より電動ですね。
手動ではいつまでやっても終わりません。
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さて、コースを見てみると昨年と比べて明らかにスタート位置が下げられていた。
そのせいでスタート直後の廊下状の部分が短い。
インターバルが長くなったこともあり、3旗門を過ぎればすぐに右に折れていく。
しかし、第一旗門が遠いですね。
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昨年のリッチー・ベルガーの細かいセットに比べてインターバルが1.5倍から2倍ある。
コース幅が狭いせいもありそんなに振り幅は大きくない。
まだ二戦目ということであまり難易度の高い設定にはしなかったのか?
スルーゲートは一箇所。(スタート後6旗門目がスルー)
全体に「イケイケドンドン」的なセットといえよう。
個人的にはもっと細かいほうがすきなのだが…
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ここは斜面変化が3箇所ほどあるが、どの箇所もトリッキーな部分はなくトレーニングのようなセットであった。
左はゴール付近の画像だが、非常にきれいな斜面である。
さて、実際のレースになると温度の低い雪がライン外側に土手のようにたまっていてこれがスピードを殺してしまうことおびただしい状態であった。
運良く自分のラインがエッジングで除雪されたラインができていたらラッキー。
参加者も口々にスピードが出ないと言っていた。
基本的にポールにある程度近いところを狙ったほうがタイムが出たようだ。
私はといえばしっかり内傾した軸を作ろうと少し外足をアウト気味にしたつもりが裏目にでた。
ラインの外側にできた雪の土手に思いっきり乗り上げてしまったのだ。
この場合、ポールと顔面が正面衝突するくらいのつもりで体をインサイドに入れるべきだったと思う。
結局、順位は16位、タイムはトップから3秒強離されるという不甲斐ない結果に終わった。
さらに私の直前に滑った方が優勝者、直後に滑った方が3位と、
間に滑った私は何なの??と、全くやり場のない感情に苛まれる今日この頃なのだ。
私が出た直後に一度コース整備が入っているので、最も悪コンディションで滑ったせいにしたいところだが、私のひとつ前のスタートで優勝されてはまさに「負け犬の遠吠え」になりかねないので忘れよう。
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今回の戦利品。
焼額山のハンカチ。
あ〜!練習したいよ〜!
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