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2003年7月23・24日
谷川岳〜万太郎山〜仙ノ倉〜平標を縦走

一日目:谷川岳〜万太郎山〜越路避難小屋

オフシーズンのトレーニングとして当然「ザウス」でスキーというのも「あり」だったが(2002年9月30日閉館)
雪のない山を自分の脚で登るというのもまた足腰を鍛えるには効果的である。


今回は昨年10月に果たせなかった谷川岳〜万太郎山〜仙の倉山〜平標山という谷川連峰の縦走という荒行を再度試みた。


前回は一日で行こうとしたもののとても無理があり、途中万太郎山から土樽へエスケープする羽目になった。
今回は万全を期して、日の長い真夏の7月、山中一泊として二日がかりの計画とした。


例によって車を土合駅に置いて出発。縦走後は列車で戻ってくることにした。

天神平観光リフト

当日の天候は曇りで持ちこたえるかと思ったが、残念ながら小雨が降ってきた。
谷川岳まで全て徒歩にしようかとも思ったが、計算の結果一日の行動時間が7、8時間に収まらなくなりそうであったため天神平のゴンドラ、リフトを使うことにした。
(単に寝過ごしたとも言う)


登っていくと上はガスで真っ白であった。
霧の中をゴンドラやリフトで登っていく感じだ。
こんなコンディションなのにバスツアーの団体がいた。登っても何も見えないのに…

天神尾根木道

のんびりしていたら歩き出しは11時を回ってしまった。
どんどん進む。
せっかくリフトで上がったのに一旦下る。
その後、緩やかな尾根歩きになり、だんだん登りの傾斜が急になっていく。
熊穴沢小屋付近からちょっとイヤになる傾斜になりそこをがんばっていくと肩の広場に出てほっとする。

谷川岳トマの耳

きれいになった肩の小屋をかすめて急いでトマの耳に登頂。
雨は止む気配も無く、風も強くなりとんでもなく寒い。


無理やりおにぎりを食べてエネルギー補給した。
既に2時になってしまった。
ここから縦走路に入っていく。
昨年も歩いた道だ。
ところがあまりにガスが濃いので先が全く見えない。
思わずコンパスで方角を確認してしまう程なのだ。


しかしながら高山植物はこの時まさに花のシーズンであり大変きれい。

ガスにかすむ大障子避難小屋

雨は小雨だが、関東側から強風が吹きつけとにかく寒い。
ちゃんとしたアンダーを着ていないと低体温症の恐れがありそうなほどだ。


オジカ沢の頭で3時過ぎ、第一目標としていた大障子避難小屋には4時過ぎに到着。
微妙な時間であった。
ここで一泊だと、翌日ペースが上がらなければ、平標登山口に着くのが夕方になるかもしれない。
次の越路避難小屋まで2時間前後で着くであろうこと、この季節なら7時近くまで充分明るいであろうということでもう少し進むことにした。

万太郎山と吾策新道分岐標識

大障子の頭を越え、万太郎山に登る。
花はきれいだが結構キツイ。
それでも5時半くらいには万太郎山山頂に到着した。
(ちなみに吾策新道への分岐の標識は無残に倒れていた)


昨年歩いたのはここまで。
これより未知の領域に突入するのだ。

キスゲの咲く尾根

いきなりヤセ尾根で緊張したり、草ボーボーで道が不明瞭だったりしたが、大きな問題も無く進む。
ここでも高山植物の花がきれいだった。
そこらじゅうが花畑状態と言っていい。
ただ、雨は降り続け風も強く身体はびしょぬれだ。

越路避難小屋

6時半頃に越路避難小屋に到着。
地図上はここまで来てやっと中間点である。


構造はスチールの楕円形の缶の中に木のスノコを敷いたもの。
床面積がなかなかに広くていい感じ。
一人で使うにはなかなか快適だと思う。
ドアのラッチがバカになっていたがストックをつっかえ棒にした。

越路避難小屋内部

小屋内部の状況。
天井付近にロープが張ってあったので、とりあえず濡れている衣類を干してみた。
(実際には湿度が高すぎてほとんど乾かなかった)


晩飯は湯に「さとうのごはん」をぶち込んで「さけ茶づけ」を加えたおかゆみたいなもの。
他にポテトのポタージュスープと、明太子パスタも食べた。
日本酒を熱燗にしたらすごく身体が温まった。
最後にチーズをかじりながらウイスキーをちびちびやって寝た。
起きている間、風と雨はずっと止むことはなかった。



第二日目に続く

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