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山岳修行(トレーニングに登山)

2002年8月12・13日
富士山を登る(後編:二日目)

八合目の山小屋に泊まり8時、9時に寝れば、5、6時間寝られるかと思ったが甘かった。
10時過ぎまでどんなに努力しても寝つくことができないのだ。
がんばればがんばるほど眠れず結局3時間程しか眠れなかった。


まだ夜中の午前2時に起床し、軽く半分くらい赤飯弁当を食べて山頂を目指した。

午前2時半出発

午前2時半。山頂に向けて出発するときはご覧の通り真夜中。
夏の富士山は一晩中登山者の途切れる事がない。
夜間に登ってご来光を狙うタフな人も多いのだ。


出発後30分もするとバスツアーの団体と遭遇した。
ツアー団体はペースを遅い人に合わせるために一緒になっているとまるで修行にならなくなる。
狭い登山道の端を使って必死に彼らをオーバーテイクしていくのだ。

山頂の鳥居付近

この鳥居をくぐれば山頂!。
時刻は4時20分頃。
大体1時間50分で山頂に到着できた。
五合目からは実働4時間50分であった。標準は6時間程度とされているのでまあ良いペースだったと思う。

山頂の売店

山頂には神社、土産物屋が建ち並ぶ。
日本一高い山のてっぺんは意外なほどにぎわっているのだ。
実際、土産物屋は五合目についで沢山あるし、食べ物飲み物もいろいろ揃っている。
カメラを忘れても「うつるんです」が売っているし至れり尽せりなのだ。

山頂でご来光を待つ人々

ご来光を待つ人々。
この雲海を見るのもなかなかに感動的だ。


しかしこのときが最高に寒い。
温度計を見たら約3℃であった。。
しかも時折強い風が吹き付けて体感温度は氷点下である。
指先がかじかむなんて真冬並の冷え方だった。
ぜひ、冬用のグローブを持参する事を登山される方には勧めたい。

雲間からのご来光

5時を少し過ぎた時、太陽が顔をのぞかせる。
これが富士山頂で見たご来光。
雲海から浮かび出た太陽だ。


中央雲海の切れ目にかすかに見える水面は河口湖。


拡大画像

お鉢めぐり剣が峰に向かう

感動的なご来光を見た後は火口を一周「お鉢めぐり」をしよう。
一周は約1時間30分ほどでまわる事ができる。
気圧が地上の約3分の2なので多少くらくらするが、そんなにアップダウンはキツくないので誰でもまわる事ができる。


画像正面に見えるのは日本最高地点の剣が峰。
富士山頂測候所跡が見える。
今回の最終到達目標である。


ところで画像左側の人物を見て欲しい。
なんとマウンテンバイクを引いているではないか!!
噂で「マウンテンバイクを担いで登るヤツがいる」というのは聞いた事があったが、まさか本当に目にするとは思ってもいなかったのだ。
彼はバイクに乗って下山したのであろうか?

剣が峰への登り

剣が峰への登り。
空気が薄いので結構キツい。
これを登れば日本最高地点だ。

3,776m日本最高地点

3,776メートルの標識と私。
まだ朝の6時頃なのだ。
日本中でこれより高い場所はないのだ。

富士山の陰

いわゆる「影富士」。
日本最大の影である。
南アルプスに向かって伸びる影はこれまた感動的に雄大なのだ。

雲海を見下ろす

富士吉田市付近に広がる雲海。
神のごとき輝きであった。

下山用の道

「お鉢めぐり」が終われば下山。
ブルドーザー路をひたすら下る。
砂礫の道で埃がひどい。
ご覧の通り布でマスクをする人も多い。


こういう下りはわざと蛇行気味のラインを取って、シューズのエッジを効かせて下るとスキーのトレーニングにもなりそうだ。
当然、ストック二本持参する事を忘れずに。
落差を取ってズンズン下ると結構尻から太ももの筋肉を酷使する。
アミノバイタルの恩恵を実感する場面でもある。

山梨側、静岡側の分岐点

富士吉田口と須走口の下山道は途中まで共用道になっている。
この看板が分岐点。
間違って右に進むと山梨県ではなくて静岡県に下りてしまう。
実際間違ってタクシーで須走口から吉田口に回ったという話もある。

下山道六合目付近

七合目のあたりから砂礫の色が赤くなってくる。
回りにも植物が目に付くようになればだいぶ下ってきた証拠。
大きく山腹を横に行くような道になってきたら六合目も近い。


最終的に五合目の駐車場についたのは下山をはじめて2時間後であった。
ストック二本でガシガシ下ったのが効いたようだ。


北麓公園の自分の車にたどり着いたのは9時30分頃で、そこからは寝不足から来る睡魔と闘いながら帰途についたのだった。


今回の荒行では体重3キロ減を記録した。
ただし、減った体重も4日ほどでほぼ復帰してしまった。
継続しないとやはり戻ってしまう。
あるいは泡立つ「お神酒」を控えないといけないのか?


まだ、山岳の荒行は続く。(か?)

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