神を見るための板たち



01-02MODEL

SIGMA RS TITANIUM(大回転競技選手用)


シグマRS選手用全体

ほぼワールドカップ選手用のスペックを持つスキー。
カタログモデルのシグマRSチタニウムに比べて持ってみると明らかに重い。
画像の板は長さ181cm


シグマRS選手用トップ シグマRS選手用テール

トップからテールまで全体にカタログモデルより明らかに厚さがある。
一見キャップ構造風に出来ているが、
よくよく見るとサイドウォールがあり、
まぎれもなくサンドイッチ構造の板であることがわかる。

テールにスペックが記されている。
トップ・センター・テールの幅は
99-63-86となっているが測ってみると記載どおりであった。
サイドカーブは「r24」で当然FISの規定はクリアしている。

メタル(チタニウム)の補強が何層か入っていて、
表面の凹凸は補強が複雑な形状で入っていることを示している。
フォルクルのレーシングであるF1シリーズも同様の形状であり、
極めて似通った考え方で作られていることがわかる。
ヘッドのフルメタルジャケットという構造も、
メタル素材で立体的に補強を行うという点で共通している。
オーストリア、ドイツといったゲルマン系諸国のメーカーのトレンドがここに見て取れるだろう。



シグマRS選手用右側

「うんどうぐや」のステッカー。
マゼンダ系のピンク色にひらがなの文字が入る個人的にどうも好きになれないデザインだ。
後ですぐはがしてしまった。

余談だが、相変わらず「う○どう○や」のおやじは一見(いちげん)客には愛想が悪い。
かあちゃんと兄ちゃんがなんとか愛想があるといった感じだ。
価格の話も、あくまで本体価格は維持して(入荷したばかりなので当然ではあるが)、
「ビンディングスペーサーを安くつけましょう。」とか、
「プレチューンを安くやります。」とか言って、
結局支払い額がどんどん上がっていくのである。
話しながら、「こんなに支払い額が上がるなら止めちゃおうかな―」と思うくらいなのでした。

ちなみに、すぐ近所の○C○石井では昨年モデル(リーゼン用、スラローム用共)が格安で並んでいた。
手軽に信者になるにはそちらもチェックする事をお勧めする。

SIGMA RS TITANIUM STRA(大回転競技用)


シグマRS_TI_STRA

リーゼン(大回転)で最も神に近づけるスキー。
ワールドカップ選手用に近いスペックを持つ。
回りすぎる今どきのリーゼン板とは明らかに性格が異なり、
板が次のゲートに向かって走っていくとはどのような事なのかが実感出来るであろう。
ただし、付属のビスト社製プレートは現在の基準からするとかなり硬い部類に入るため、
しっかりひざを入れ、角付けの出来る事が乗りこなすための必要条件。

サイドカーブ、トップ・テール・センターの幅に関する数値はメーカー非公開。
ただしFISのサイドカーブ規定はクリアしている。

SIGMA RSK(大回転競技用)


シグマRSK

しなやかさを感じるリーゼン用スキー。
草大会でリスキーなセットがあったらこちらのほうが完走率が高くなるであろう。
深回りがしやすいスキーだが、フォールラインへの走りは犠牲になっていない。
コンプレッサープレート付きとプレート無しでユーザーが自分で選ぶものと2種用意されている。

サイドカーブ半径:24m
トップ:100.5mm
センター:63.5mm
テール:86.0mm
*カタログ値

SIGMA SLR(回転競技用)


シグマSLR

私に神の領域を見せてくれた昨年のスラロームモデル「SLK」は、
2002年度においてはより競技色を高めた本モデルと、しなやかさを高めた「SLK」に分かれた。
ターン前半はスキーヤーの行きたい方向に自在に操る事ができ、後半は板が走る。
まさに思ったラインを最後の1cmまでトレースできるという奇跡の板。

サイドカーブ半径:16m
トップ:106.5mm
センター:63.0mm
テール:91.0mm
*カタログ値

SIGMA SLK(回転競技・EXカービング用)


シグマSLK

上記の通り「SLK」は、しなやかさを高めて競技もフリーも楽しめるスキーという位置付けになった。
エクストリームカービング的に使っても面白い。

サイドカーブ半径:16m
トップ:106.5mm
センター:63.0mm
テール:91.0mm
*カタログ値

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