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4月11日チャオSG誌テストセンターで08(?)モデルを試す

SG誌のテストセンター企画は今期はチャオのみである。
ご存知の通り、○沼は降りてしまい、アライは破綻してしまった。
交通の便が悪いチャオだが、標高が高く斜面が北向きということもあり、春スキーシーズンになってもコンディションは良好なのだ。
記録的な暖冬・小雪といわれた今シーズンも比較的積雪があり、中部関西からの集客がある。
実はこの日、私は朝寝坊してしまった。
寝る前にアラームをセットしようとして、そのまま眠ってしまった。
日が高くなってから慌ててチャオに向かった。まったくぐうたら教祖である。
なんだかんだでスキー場にたどり着いたのは午後1時半を回っていた。
リフト運行時間は4時までなので、2時間以上滑ることができる。
テストのシステムでは午後半日で2機種試せる。
まあ、一機種一時間もあれば大体の性質は分かろうというものだ。

シグマSL過去、○沼やアライで経験しているので、免許証など用意してレンタルのコーナーに向かった。
「どうせ半日だからブリのSL・GSだな」と思って受付に行くと、
「2時半で一度、返却してもらうので今日は一機種で…」などとおっしゃるではないか?!
おっと〜!まだ、一回ゴンドラ乗ってこれるくらいの時間はあるでしょ!
「いや!ゴンドラ一本の滑走でかまわないので今日は2機種試させてください!」
…というわけで、まずはシグマSL(165cm)


見ると、やはり板自体は07モデルのままかな?という感じ。
目玉はプレートの変更である。それまでのビスト製のプラスチックブロックプレートから、「デルリン」なる工業プラスチックを使用したものに変わったのだ。
何はともあれ、プレートの違いは試すことが出来る。
いや!むしろ板が変わっていない分、プレートの違いがはっきりするのではなかろうか。

プレート比較図今回、デルリンプレートの実物を初めて見た。


それまでは画像でしか見ていなかったので、デルリン樹脂の板がビンディング全長分あって、その下はラバーかなんかだろうと思っていました。
が、全然違っていたのです。
デルリン製の台が前後別々にあって、中央をアルミの板がつないでいる。(左図一番下)
どうも前年のSL用とGS用の中間的な構造に見える。


今度はプレート自体に継ぎ目がある構造なので、従来のものより容易にたわみが出るのではないかと思われる。


<デルリン>
エンジニアリングプラスチックのひとつ。
デュポン社の商標。
強度が高く、加工性も高い。
90℃以上の高温に耐え、水の影響も受けない。
ベアリングなどに使われる。
・・・そうです。

プレートさて、このシグマSLに乗ってみた感想だが…
相変わらずエッジグリップはバッチリ決まり、「走り」もある。いい感じですよ!
プレートの違いはSLに関する限り、正直何ともいえません。
チャオのゲレンデは、ゲレンデトップのゴンドラ山頂駅直下の緩斜面がハードパックに近いコンディションで、そこでは鋭い切れ味を味わうことができました。
レーシングバーンでは高いポテンシャルを持っているのは疑いないでしょう。
ただ、ゲレンデ中腹から下はザクザクの雪で、そうなってしまうと雪面の凹凸を板が拾ってしまって、パタパタしてしまいます。


それにしても軽く感じたが、これはブリザードオリジナルのビンディングが影響しているかもしれない。
ヒール側はマーカーと変わらないものの、トゥピースは明らかに軽量化が計られている。
ちなみにテストスキーに着いていたビンディングは開放値17までのレース競技用であった。

GSモデル新旧さて、お次はGSであります。
貸し出しされていたのは181cmのみ。
女子選手の方は、是非試していただきたいサイズではある。
出来ればもう一台長めのサイズもあれば言うことなし。


ややブレ気味ではあるが、私の所有する192cmの07選手用と並べてデジカメ撮影してみた。
上がテストスキー(181cm)、下が06選手用192cm。
やはり、かなりシェイプは異なっている。

トップの比較


新旧(?)トップ部分の画像。
181と192ということで、シェイプの作り方も全く考え方が異なっている。
181の方がトップがワイドになっている(と、思う)


実際、計測してみると192のサイドカーブの作り方はテール側はR21位なのだが、トップ側はもっとゆるいカーブ(R23〜24位?)になっている。
それ故、トップ幅は広くなっていないのではないか?
181サイズになると、トップからテールまでほぼ均一にR21のカーブになっていると思われる。
まあ、07年度の選手用はまだベールに包まれているわけで、あまり細かくコメントしても仕方ないですが。


問題は例の「デルリン」プレートである。
上で記述したとおり、ソフトな感覚になると思われた。
実際、テストスキーに乗ってみた感覚は、そのようなものだったと思う。
ブリの181サイズは基本的に「くるっと」回る感じがする


あとで比較のつもりで自分の192にも乗ってみたが、サイドカーブ自体、181と192では全くの別物ということもあり、プレートがどうのという前に板自体あまりに違いすぎてコメントは難しい。
ただ、はっきりしているのは192の方がはるかにどっしりしていて、直進安定性が高いということ。

雪の降り出したチャオ

しかしね、今年は異常気象ですよ。
この日、時折雪が降りました。
普通に降っています。


今シーズン異常気象で、各地のスキー場は3月がベストコンディションだったといいます。
4月に入ってこんなに雪が降るというのはどうしたものなのでしょうか。


たんばらの試乗会では来期レギュレーションでのスキーがテストできるようです。
信者はレッツ・ゴーですよ!

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