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布教活動過去ログ(05年1、2月)

上から時系列順に記事が並んでいます。
最新の記事は画面下にありますのでスクロールしてみてください。

2005年1月6日
軽井沢でプリンスカップ第一戦

例年通りいきなりの実戦なのである。
今年はちょっとまじめにワクシングを行った。前日までに5〜6回ワックスをぬりこんだのだ。

曇天の軽井沢スキー場

当日は雪こそ降らなかったものの、寒気が東日本上空に居座り、かなりの冷え込みとなった。
スタートまでの待ち時間がとにかく寒くてまいった。


今年より、プリンスカップも全戦2本勝負となった。さらに1本目上位30名のみ2本目へと進むことができるというルールである。
フリップ30というヤツですね。
言いかえれば31位以降はセカンドカットとなるということ。
これはワールドカップと同じやり方である。
本格派のレースとうたうだけのことはあるが、参加者も本格派の早い人が多くなるのは困ったものだ。


まあ、過去の実績からして30位に入らないなんて事はないだろうと思っていたのですが…

一本目のリザルトに群がる参加者

コースは―本目、二本目ともタイムとしては50秒前後の長さであった。
一本目はなんとぴたり30位、ぎりぎり2本目に残った(あぶねー)
左の画像は一本目の順位を熱心にチェックする参加者の皆様。


例年軽井沢のレースでは10位台であったために実はショックが大きい。
しかし考えようによっては、2本目最初のスタートである。
最もコースの荒れが少ない状態で滑ることができる!と思いきや、こういう時に限ってバーンはハードパックされていて100人滑ってもほとんど荒れなかったのだ。

セッター上林氏による講評

ともかく、「これではイカン!」と二本目はどんどん突っ込んでいこうと思って行ったが、全くの裏目に出た。
最後の急斜面、5、6旗門を残したところで転倒、片足外れたスキーを履きなおして執念でゴールした。
このレースは5位ごとにとび賞があるので、他の人がまともに滑ったら私は30位でとび賞ゲットか?と思いきや、一人DFの人がいて、そちらが30位、私は29位になってしまったのでした。
(ゴールしたものの方がえらいのではないの?)


左画像はレース終了後、全体に対する講評を行うセッターの上林氏(スポーツユニティ)。


緩斜面の滑らせ方などにまだ課題の残る人が見られる、など耳の痛い指摘が…

ゲットした参加賞アミノバイタルゼリー

今回大会スポンサーより参加賞が配られた。味の素からアミノバイタルのウォーターチャージ(ペットボトル500)、もしくは各種ゼリードリンクであった。私もゼリーをゲットした。
最近ゲットできるのはこのような参加賞ばっかし…


何とかならんかね〜


追記
後で気付いたが、片側のスキーのテールが曲がってしまっていた。
まだ数日しか使っていないのに…


プリンスカップリザルトへ


2005年2月7日
志賀高原焼額山でプリンスカップ第三戦

ここのところ毎年参戦しているプリンスカップだが、第一戦の軽井沢で不甲斐ない結果に終わりしかも板を曲げてしまうというおまけまでついてしまった。
第二戦の苗場は都合で参加できず、その間に曲がった板をグイ!と戻して第三戦に備えたのだった。

晴天の焼額スタート地点


大会前日まで、日本海側はまるまる一週間以上連続した降雪に襲われ各地で被害が出ていたのでどうなることかと思ったが、当日はウソのように快晴となった。
これも日頃の行いが良いためかなあ…などと月並みなことを考えつつ現地に到着したのだ。
面白いもので本当にプリンスカップの晴天率は高い。
年間五戦行うがほとんど晴天になっているような気がする。


さて、コース状況だが前日までの降雪と低い気温のためサラサラの雪をピステンで踏んだ雪質。
何人滑っても問題となるような荒れ方はしない雪質である。(ただし、ラインを外れなければの話であるが…)


しかし、スタートリストを見て驚いた。
私の分類されるクラスの出走者数が第一戦の人数の約半分しかいないのだ。
やはり、2月ともなると大会の多いシーズンになりいろいろなレースに選手が分散するのであろう。


上位30人が二本目に出走できるということだが、30人を切っていたのでちゃんと完走すればまず間違いなく二本目にも出走できる。
もちろん私にとってはチャンスである。
ひとまず目標はラップタイムより105%以内としてみた。

焼額一本目のセット

画像の箇所はコース前半の屈曲部。
スタート直後の廊下状部分から右へと流れるレイアウトで、毎回リズムの変化するセットが立てられる。


この一本目のセットもスルーゲートで長いターンを要求している。


実際どうであったかといえばラインを外してしまい、前に滑った人が作った雪の土手にモロに突っ込み大きくタイムロス。
ラップタイムに対して112%で、順位は20位。
またもや下から数えた方が早い順位でガックリの一本目であった。

焼額二本目セット斜面変わり目

さて、昼飯を食ってから二本目である。
一本目を思い出してみると最初の廊下から右に流れる部分が回りきれなくてラインがあふれていた。


二本目も右に流れる部分が大きく横に振られているので(左画像)ここが自分にとってのポイントになると考えられた。
それにしても大きく横に振られてますな。


二本目のインスペ中…
ふと、天から声が…
「その程度の攻め方でヘルメットが必要なの?ニット帽で充分じゃないの?ちょうどザックに入ってるじゃないか。」
それでハッとしたのであった。
「俺は練習不足を言い訳にしてレーサーの魂を忘れてしまったのではないか?」
同時にナショナルチームのコーチが選手に常々
「Kill the gate!」と言っているという話を思い出した。

焼額二本目ゴール前

二本目をスタート。
大きく右側に回りこむセットは外腕でリードして無難に通過。
その後は腰が落ちていたのが気になった。
ただし、欠点に気付く状態というのは悪くない。


つまり、


○:本当に上手く滑るとスムーズ過ぎて印象に残らない。


△:失敗はあるが、それに気がつく。


×:何が悪いかわからないほど全体的に上手くいかない。


軽井沢では×だったが、今回は△に改善されたような気がする。
ゴール前はポールがヘルメットにブチ当たるまで攻めた。
ちょっと熱い魂がよみがえったような気がしたのであった。


が、結果は二本目17位でラップに対して107%とやはりたいしたことは無かった。

信者発見


結局一、二本合計では18位と一本目から順位を少し上げることは出来た。
ちょっと良い気分になったのであった。




女性信者を発見。
画像中黄色の矢印で示したスキー。


市販タイプの大回転スキーである。

05焼額参加賞


ちなみに今回のレース、参加賞はマテル社製ミニカー。
中身はロータスエスプリ。(他の車もありました)
マテル社といえば米国のトイ・メーカー。
バービー人形などで有名なところですね。


バンダイのラベルがパッケージ裏面に貼り付けてあった。
協賛企業の中にバンダイが入っていたのであろうか?


今回も例によって飛び賞やじゃんけん大会などでも何もひっかからず
いただけたのはこのミニカーだけであった。


プリンスカップリザルトへ


2005年2月19、20日
妙高関温泉で神奈山カップ2連戦

プリンスカップというのもちゃんとしていて良いレースなのだけれど、参加者のレベルが高くて練習不足の私にとってはなかなか上位に食い込むチャンスが無く、どうにもストレスを感じてしまう。
ならばもう少し上位に食い込めそうなレースは無いものかと不純な動機で探していたところ、関温泉で神奈山カップという宿泊者限定の「アットホームな」レースがあると某P社時代の先輩に教えてもらったのであった。不純な動機だが即決エントリーしたのは言うまでもない。
19日のスラロームは2本勝負で、20日のジャイアントスラロームは一発、参加費は一種目1,500円なので二日のレースで計3,000円とこれまた格安なのだ。
ただし、このレースは大変長い歴史を誇り今回で実に54回を数えるという。
戦後何年も経たないうちに始まった日本国内でも最古に近い草大会なのであった。

関温泉強風で止まるリフト

まずは19日(土)がスラロームである。
聞けば参加者が全部で約20人というではないか!
これで俄然不純な期待は燃え上がるのであった。
が、スラロームに用意していたシグマSLKを見てみるとトップ近くの表面に剥離が!
5シーズンの間、目一杯使われたものなのでいたしかたないと思うが少し心配。
触ってみるとスキーの性能にはあまり影響がなさそうだったので構わず使うことにした。(もっとも代わりのSL板もないのだけれど)


さて、この日は朝から強風が吹きまくり、8時から動き始めるはずのリフトが全然動かせない。
風が止み次第大会が開始されるのでとりあえずリフトの乗り場付近にいなければならない。
結局、リフト運転開始になるまで2時間以上も待たされてそれだけでヘトヘトになったのだ。
正直、待ち時間が長すぎてテンション下がりまくり状態。


画像はリフト運転が待ちきれず歩いてゲレンデを登る学生基礎スキーサークル。

神奈山SLインスペ

左の画像は一本目のセットをインスペクションする参加者。
参加者のクラス分けは基本的には男・女で女子のみ小学生と一般にわかれていた。
コースやセットはポールトレーニングによくある長さで特にトリッキーな部分は無かった。
トキ(途中棄権)が少なくなるような素直なセットといえましょう。


しかし、この時は気温が高く雪はグサグサ。
2月なのでスノーセメントなどの用意は無かったようでそのままの雪にポールが立てられていた。
この雪がベシャベシャとゴーグルに張り付いて視界を奪う。
前走からそういう状態であったというから余程である。


一本目の結果は3位。
一人インカレ出場者がいたのでその次の2番目であれば上々といったところだがそんなに甘くは無かったというところ。

回転3位の景品_米

開始時間が遅かったので大会は駆け足で進んだ。
一本目が終わると直ちに二本目のセット。
そして即インスペ。
インスペが終わったら即スタートと、実にめまぐるしい。


二本目も一本目同様素直なセットであった。
ともかく、順位を下げないこと、あわよくば2位まで順位を上げたいところだった。


二本目をスタートして両手に違和感。
ストックのグリップ周りの感じがなんだかおかしい。
左右をいれこにして持っているようだ。
スラローム用のストックはグリップ形状は左右で違いがないのだが、パンチガードは右用、左用でオフセットして取り付けていたためすごく気になる。
しかし、スタートしてしまったので持ち替えているヒマなどなくそのまま行った。


一本目もそうなのだがポールに接触すると湿った雪がべったりとゴーグルに張り付いていくのには参った。
レース後半になると視界がほとんどなくなってしまうのだ。
二本目は一箇所「ヤマカン」で通過したゲートがあったくらい。
勘が当たって助かった。間違ったらしゃれにならない。
そこが一箇所大回りしてしまったゲートになった。多少のタイムロスになったと思われる。


最終的に順位は変わらず3位のまま。2位と4位は入れ替えっていたからまあそれなりに二本のタイムが揃ったといえるのかな?

順位 NAME Time(1st) Time(2nd) Time(Total) タイム差(秒) タイム差(%)
1 優勝者 00:30.28 00:26.92 00:57.20
2 準優勝 00:32.60 00:26.86 00:59.46 2.26 104%
3 教祖 00:32.05 00:28.26 01:00.31 3.11 105%
4 第四位 00:31.95 00:30.15 01:02.10 4.09 109%

剥離しかけたものの、しっかりレースに耐えてくれたSLKに感謝。
画像は商品の地元産コシヒカリ5kg。(ちなみに一位はディナスターのスキー板)

神奈山二日目ガス


20日(日)はジャイアントスラローム。
こちらは一発勝負である。


この日は風はないものの画像の通りガスで真っ白。
なかなかに厳しい展開が予想された。
まあ、現実こういうコンディションのレースというのはありうるので文句を言ってもしょうがないと思いがんばることにした。


実際、ポールの間近に来ると次のポールが見えるという状況なのだ。
ちょっといやな予感。

神奈山大回転

左の画像はゴール付近からコースを見上げたところ。
これはかなり「見える」時に撮影したものだ。
レース時はもっと見えなかった。


さて、このレースは参加クラス分けによって、14ゲート程度のセットか、それより6旗門ほど長いセットかの二種類あった。
私は短い方のセットで滑るクラスを選択した。
当然長いセットの方が「自信のある」選手が出てくるため短い方が入賞確立が上がるからなのだ。


極めて不純な動機で選択した結果、見事に天罰を受けることとなる。


アットホームな大会なのでスタートで雑談などする。
私の板を見て、
「ブリザードの板か…俺も持っていたなあ。小学生の頃…」
「いい板だったなあ…」など話が過去形ばかりなのが気になる。


しかし、そんな雑談などしている場合ではなかったのかもしれない。
スタート直後は緩斜面が続くが、コース中ほどで斜面が折れて傾斜がやや急になっていく。
急になった直後で見事ひっくり返ってしまい、結果順位はきりよく10位であった。(完走11人)

神奈山参加賞


リザルトのタイムを見るとまともに滑りきっていればクラス優勝もありえたのではないかという感じで正直ガックリきた。


思い起こせば軽井沢のレースの転倒の仕方に極めて近いような気がする。
要するに斜面が落ちていくのに身体がついていっていないわけですね。
「視界が悪くてコース上のミゾを見ているうちに遅れてしまった」などと考えるのも言い訳がましくて気分が悪くなるのであった。


次回の布教活動はどこに出現しようか思案中である。


←画像は参加賞のスキーバンド。
立派な封筒である…


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