2010年10月17日職場でノルディックウォーキングをやってみる
スキーのオフトレとして、または欧米で流行っている健康法として「ノルディックウォーキング」は効果的な運動である。
私は無雪期山岳修行でストックでの歩きはある程度経験があった。
スキーのオフシーズンはゴルフ場での勤務である私は、職場での行事として「ノルディックウォーキング」を企画してみたのであった。
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「ノルディックウォーキング」とは、ストックを持って「ノルディックスキー」のごとく歩くエクササイズのことである。
ヨーロッパを中心に今、着々と広がりつつあるという。
情報をチェックしていくと、そこには「レキ」などのストックメーカーの仕掛けた痕跡がまざまざと見えるのであった。
さて、教祖の夏場(無雪期)の職場は何とゴルフ場なのであった。
まあ、ゴルフ以外に何かアクティビティはないものかと言っていたところで「では、ノルディックウォーキングをやってみよう」という話の流れになったのであった。
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この日は、上越市の老舗スポーツ店の「小島スポーツ」さんに指導をお願いした。(写真は社長)なんでも毎週近所の皆さん相手にウォーキングの会をされているとのこと。
実際にウォーキングを始める前に、理論講習。
な〜んと足の骨格模型まで持ち出して歩行動作の中での重心移動の原理からレクチュアー!
正しく歩くには骨盤を動かすこと。
さらに上半身まで動かして歩くには肩甲骨を引くように動かすと大きく運動ができるとのことだ。
実際やってみると確かにそうなのであった。
様々なサイズのウォーキング用ストックも持ってきていただいた。
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職場のゴルフ場の周囲には低高度には珍しいブナ林が広がっている。
そのブナ林の中にささやかな遊歩道が整備(?)されていて、前半はその遊歩道がコースとなる。
秋の落ち葉フカフカの道を皆で歩いた。
ちょっと小枝が邪魔な感じがしたが、トレイルランニングでもしたくなるようなルートであった。
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ブナ林を抜けるとしばらく舗装路のコースを設定した。
フワフワで関節には優しかったブナ林の遊歩道ではあったが、動物に付着して繁殖範囲を広げる植物の種が目一杯皆にまとわりついてちょっと辟易した。
今度はうって変って平坦な舗装路になった。
こうなると、野生の動植物が目立つようになる。
と、道端を見るとロープのようなものが・・・。
・・・それは「ヤマカガシ」であった。
要するに野生の蛇ですね。
思わずストックでつっつく参加者。
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ウォーキング最後のコースは職場のゴルフ場に入り、カート道を歩いた。
ゴルフなどしない人でもゴルフ場の中を歩くというのはなかなか面白いものである。
この画像の場面は軽い登り坂になっていてエクササイズとしてはかなり上質なものであろうと思う。
そんなにシャカリキにならなくても良い。
世間話などしながら歩けるペースでウォーキングをするのも面白いものです。
これは私の感覚だが、無雪期山岳修行(登山)をかなりマイルドにしたエクササイズという感じだ。
私のようにいわゆる「まじめな」オフトレに対して荷が重いと感じてきた方々には実にオススメな運動方法ではある。
無雪期山岳修行を実践している方はそのストックを使えばOKです。
もちろん、当教会信者の皆様は普段お使いのストックにチップキャップを装着すれば即ウォーキング用のマテリアルに早変わりと言うわけです。(長さの設定はいろいろありますが)
どうです、なかなかお気軽でしょ?
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