世の中、ブリザードと名のつくものはそう多くない。
有名なところでは、80年代スキーヤーで知らぬものは無いであろうユーミンの名曲などあるが、よ〜く見ていると意外なところで「ブリザード」の名が見つかる。
ここでは教祖がたまたま見つけた、ブリザードという名のモノをご紹介する。

ラジオコントロール雪上車

国産圧雪車を忠実に再現した高性能ラジコン・ビークル

DF300

国産の圧雪車というと、ほとんど新潟県長岡にある大原鉄工所製らしい。
自衛隊や南極観測用に雪上車を作ってきた実績ある会社で、ここが作ったスキー場用ピステンDF300型をラジコン大手の京商がラジコンモデル化したもの。
実物の圧雪車にはブリザードの名称は使われていないが、ラジコン・モデルに対して「ブリザード(BLIZZARD)」の商標が付与された。

京商のサイトを見ると「ベルトビークル」と呼んでいて雪上に限らずどんな場所でも走破できるのがウリになっている。
ゴムのベルトに金属版を渡した覆帯にゴムタイヤの車輪でサスペンション付と、かなり実物に近い構造となっている。エンジン動力とモーター動力の二種類ある。

画像は実際スキー場で使われているカラーリングのモデル。
現在は実物がモデルチェンジしてDF350に移行したためこのカラーリングはカタログからは落ちてしまった。
同時に名称も「ブリザードDF300」→「ブリザード」(電動モーター)「ニトロブリザード」(エンジン)に変更された。

トヨタの自動車(4WD)

ダイハツ製造でトヨタへOEM供給

トヨタのブリザード

自動車にもブリザードという車名があった。
かつてトヨタがダイハツからOEM供給を受けて販売していた4WDである。
残念ながら生産販売終了からだいぶ経っているため現在では見かけることはほとんどない。(1990年で販売終了)

画像は2代目丸目ライト型

ウィキペディア掲載の概要説明

トヨタビスタ店の設立に伴いビスタ店専売車として登場。
ダイハツ工業のタフトのOEM車であり、ボディも幌タイプ、バン、レジントップの3タイプが用意されていたが、エンジンはトヨタ製のL型2200ccディーゼルに換装されていた。
1984年にタフトがラガーへとモデルチェンジされたのを機にブリザードもラガーのOEMへと変更し2代目が販売。
ただしラガーに設定されていたレジントップは設定されていなかった。
エンジンは2L型2400ccディーゼルが搭載され後にターボも追加された。

ウイキペディア「トヨタ・ブリザード」の項

缶ドリンク(デイリーヤマザキPB)

ビタミン入りドリンク(350ml入り)

デイリーヤマザキのドリンク

野沢温泉村のデイリーヤマザキで発見。
名前が違っていたら全く素通りしていたであろう。
C1000と表示があるのでビタミンCが1000mg入っているようだ。

「Cの嵐」とあるように、ビタミンCを怒涛のように摂取できると、ブリザードというネーミングにしたらしいが…
正直、このような食品関係でこのネーミングは極めて珍しいと思う。(ほとんどあり得ない)
開発担当者が信者だったのではないだろうか?
ちなみに味は…特にうまいまずいというものではなく…
普通だ。

映画DVD

1999年/ドイツ作品/劇場未公開作品(本編92分)

DVDパッケージ

監督:カート・ファウデンCurt M. Faudon
脚本:カート・ファウデン、ブレンデン・サマーズBrendan Somers

キャスト
トーマス・ハインツ Thomas Heinze
ルパート・フレイザー Rupert Frazer
フランソワ・エリック・ジェンドロン Francois-Eric Gendron
カリン・C・ティーツェ Carin C. Tietze
ジェリー・カーラ Jerry Cala
マリーナ・スマ Marina Suma

「ブリザード」という邦題がついているが、
原題は
DEATH RUN(英)
MORDERISCHE ABFAHRT - SKITOUR IN DEN TOD(独)
DVD'03年11月19日発売
現在生産終了

「標高4000メートル 白い恐怖」というキャッチコピーからしてなにやら大変そうな感じである。
たしか登山雑誌の岳人のコラムに山岳が舞台の映画ということで紹介があったと思う。
山スキーのシーンがなかなかの迫力で良い…というような感じだったような。

パッケージについている内容の紹介文は…

切り立つ断崖と、凍りつく白銀の急斜面。
息をのむ程の美しい自然が、突如狂暴な牙を剥いて襲い掛かる! 男たちの命を翻弄する極寒の雪山と正体不明のスナイパー。
限界を超えた過酷な環境に、サスペンスフルなアクションが熱く激しく展開する!!
新年の休暇を利用して、危険な冬山のスキー・ツアーに出かけることになった4人の男たち。
不貞の妻を持つ外交官、その妻の浮気相手、不治の病に命尽きかけている男、策略家の富豪。美人の女性ガイドと、謎めいたロシア人を加えた一行は、そこがワナに満ちた場所とも知らず、冒険心に満ちた旅行をスタートさせるのだった。
まさか、雪原や岩陰に、彼らの命を狙う狙撃手が、そして過酷な自然が待ち受けているとは知らずに…。

スキー・アクションとサスペンスという二つの要素をあわせた映画である。
遠くから「引き」で撮影したスキー滑降シーンは確かにスケール感を伴い、「おお!」と思わせる。
吹き替えのスキーヤーもしっかり滑っているし、協力企業がしっかり監修しているのであろう、用具の扱いなどディティールもちゃんとしている(と、思う。)
ただし、役者本人達は決して上手いスキーヤーではないのだろう。
前半、滑走中に俳優がアップで写るシーンがあるのだが、スタジオ撮りで(足元は映さない)横から雪に見立てた粉をふりかけているのがミエミエでこれはかなり萎える。
サスペンスの部分に関してはまあ何というか一言で言うと二時間ドラマみたいな感じで、なるほど日本で劇場公開しなかったわけだわ…と変に納得できる。

しかし、よくこれだけスキー(しかも山岳スキー)をメインにすえた作品が出来たものだと感心する。
後半のスキーによる追跡シーンは「スキー・アクションとサスペンスという二つの要素をあわせた」試みがなかなか上手くいっていると思ったがどうだろうか?

ちなみに私は2回くらい見ました。


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