2010年3月某日職場で開催の試乗会で色々試す近年スキーの種類というのも次々に新しいタイプのモデルが開発されている。 |
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3月下旬なのに冷え込んで雪の降りしきる中、試乗させてもらったわけだがエリア全体がパウダーコンディションとなり、「エッジグリップ」だの「高速安定性」だのといったことは正直良く分からない状況であった。 とにかくまずは「太いのどれ?」「太いの頂戴☆」という感じでセレクトしていった。 |
K2 AFTERSHOCKK2といえば、アメリカンなフリーライド板を連想する方が多いのではないか。 AFTERSHOCKというのは、パウダー専用機ではなく、様々な状況で使えるよう新開発されたシリーズである。。 |
上級者がオールマウンテンで使うことを想定して開発されたらしい。 |
K2独特の特性表現として「ハードスノー:ソフトスノー」への適性を比率で示すものがある。 このモデルに関しては、 画像はないが、板をペアで合わせてみるとトップ付近が大きく反りかえっている。まるで転んでちょっと曲げてしまったのではないかと思われるような感じである。 実際乗ってみると、パウダーに入ったときにトップがフッと浮いてくる感じは確かにわかり、なかなか楽しめた。 |
ReISM ZEROReISMというブランドは、「コブ専用」「パウダー専用」「整地専用」といった、シチュエーションに特化したスキーに対するアンチの存在である。 今回は(セミ)ファットだけど、パウダー以外のシチュエーションでもばっちり使えるというZEROをお借りした。 |
ネーミングの由来は「キャンバーがゼロ」というところからきている。要するに左右の板を合わせるとソールがちょうどぴったりくっつく状態。 前後ほとんど対象なのではないかと思うような形状である。 試乗したときはほとんどパウダーを狙って滑ったが、幅もあるので浮力もあり、操作性も良好であった。 |
SALOMON XW ENDURO POWERLINE試乗会のサロモンのブースに行って「一番太いのどれ?」といって出てきた板(笑) 長さ;177cm サイドカーブ17.4m |
第一印象は「なんだか真っ黒なスキーですね」(笑) ENDUROというネーミングから、オールラウンドに使えるけどあまりちょこまかしたターンはせず、割と「ドバ〜」っと滑るのかなと思っていたが、実際乗ってみてもほぼ同様の印象だった。 パウダーや荒れた雪面ばっかりというシチュエーションだったが、それらをものともせずドバドバと進んだ。 |
HEAD i Supershape Titan試乗会のヘッドのブースに行って「一番太いのどれ?」といって出てきた板(笑) 長さ;170cm サイドカーブ13.5m |
聞けば、「SL的な深いサイドカーブを持たせて幅を広く作った、オールラウンド系の板」らしい。 |
トップ部分には数値的な情報が印字されている。 乗り味は個人的好みからいえば「これは十分あり!」 |
Hart infinity 5.2 S WC VF主催者(アルペン&スポーツDEPO)に義理だてして(?)ちゃんとHartも試乗した。 長さ;165cm サイドカーブ12.9m |
全体はまさにSL競技用といった佇まいである。 |
微妙にトップフィン形状になっているトップのプロテクター。 全体的な形状は、SL競技板としては中庸な部類ではなかろうか? |
テールもごくごく普通の形状である。 この日はほとんど整地・圧雪のコンディションはなかったが、やっとで整地を見つけて滑った。 |
Hart circuit 7.2 MT SSFHartが出している基礎ラー向けの板を一台借りた。 長さ;170cm サイドカーブ17m |
説明を聞くと、とにかく柔らかく滑りやすいとのこと。 |
例によってテール付近にいろいろスペックが印字してある…と思い見てみると、「MADE IN CHINA」 板自体もしなやかなのであろうが、ビンディング下のプレートでかなりしなりが出るようになっていると思われる。 |
世界的にみると、現在のスキー板はパウダー専用のファットスキーの影響を強く受け、それをいかにオールラウンドに使えるよう適度なディメンションに落ち着かせるか…という「落とし所」を模索しているように見える。 |
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