2011モデル:NORDICAテストセンター
ノルディカのK氏と話をしていて、2010‐2011年モデルの用意があるという。
私の職場のテストセンターでそれらを試せるようになった。
教祖の職場の情報→
|
Fire Arrow 80 XBI CT
サイズスペック(トップ・センター・テール)
132mm-80mm-115mm
長さ172cm
サイドカーブ14.5M
|
10-11年度新登場のラインである。
N社K氏の説明を聞くと、スピットファイアをベースに全体に幅を拡げ、テールも持ち上げツインチップに仕立てたもの…だそうだ。
前半はSL的で、中央からテールまではGS的なサイドカーブという。…ううむどうなるのでせうか?
|
3月ザラメ雪で試してみました。
結論から申し上げます…ものすごく軽やかな乗り味であります。
HOTRODシリーズはオールラウンドスキーとして評判の良い板なのですが、安定感重視のセッティングで、良くいえば「どっしり」、悪く言えば「べったり・どろん」という特性であった。
本筋に関係ないかもしれないが、正直に私の好みを申し上げると、クイックな反応も兼ね備えて悪雪の切り込んでいけるスキーがあれば理想的だと思っていた。
このFire Arrowはまったく「どろん」感はない。
見るからにトップの幅が広く、その見た目通りターン前半の捉えはかなり早い。
|
だが、トップとテールの厚さはそれほどないために、雪面の凹凸を拾うとやはりパラパラと振動感は感じてしまう。
しかし、である。センター幅がそんなに広くないためであろうか、非常にビビッド感はあるのだ。
スパスパっとショートターンが決まる。
ロングターンでテールに加重するとかなり「逃げ」を感じてしまうが、意識的にセンターに加重し続ければそれも気にならなくなる。
|
ビンディングは例によってビスト製が付いている。
板のグラフィックに合わせてポップなブルーのカラーリングとなっている。
NORDICAのニューモデルを試したい方はコチラをクリック!
|
Hot Rod Tempest XBI CT
サイズスペック(トップ・センター・テール)
127mm-80mm-111mm
長さ170cm
サイドカーブ15M
|
オールマウンテンのホットロッドシリーズ中、新開発のシェイプを持つモデル。
オンピステ・オフピステ関係なくどこでもスピーディーなターンを楽しめる…というのがメーカーの説明。
|
最近の私は、幅広のファットスキーを見慣れてしまったので、感覚がやや麻痺してしまっていたが、このモデルのセンター幅80mmというのは従来の基準からすると結構広い。
すね程度のパウダーなら十分浮力が得られるだろう。
10−11モデルは、芯材が変更されて軽量化が図られている。
i-coreと表記されているのでイソコアになっていると思われる。ウッドよりややパラッとした感じはあるものの、レーシング用途ではないのでそんなに気にはならないだろう。
|
最近のノルディカについているビンディングは中央に回転レバーが付いていて、そのままでレンタルビンディング同等の機能を有する。
取りつけもドライバー一本でできるし、時代も変わったものだと感慨にひたったのであった。
NORDICAのニューモデルを試したい方はコチラをクリック!
|
Enforcer NFree CT
サイズスペック(トップ・センター・テール)
135mm-98mm-125mm
長さ185cm
サイドカーブ21M
|
ノルディカの人気フリーライドモデル。
テールがフラットなため振り出しやすく、パウダーで自在なターンを決められる上に圧雪バーンでもガッチリグリップする切れのよさも兼ね備えている。
11モデルから、ワンタッチでブーツソールサイズ変更に対応可能なビンディング・プレートになった。
NORDICAのニューモデルを試したい方はコチラをクリック!
|
Hot Rod-Pro Jet Fuel i-coreXBI CT
サイズスペック(トップ・センター・テール)
126mm-84mm-112mm
長さ170cm
サイドカーブ17M
|
欧米で人気のホットロッドシリーズでオールラウンドに使えるモデル。
パウダー、悪雪、コブ、ハードバーンOKというどこでもスキー。
先代モデルより軽量化されて操作性アップしているという。
NORDICAのニューモデルを試したい方はコチラをクリック!
|
特別企画インデックスに戻る
|
■本ページはスタイルシートでレイアウトしています。非対応ブラウザは画面配置が崩れることがあります。
スパム対策のため、メールは左記アドレスを手入力願います。