2013年3月某日 KEI-SKI EZO100を試す
教祖の職場スキー場にはシーズン一度、元人気デモの我満嘉治氏が訪れる。
我満氏は現在、札幌に拠点を移したKEI-SKIの開発とプロモーションを担当している。
教祖の職場スキー場もマニアック、KEI-SKIもマニアックと指向性は一致しているのであった。
その我満氏が2013シーズンに訪れた際に「まあ、試してよ」と置いていってくれたのがコレ。
セミファットでオールラウンドに使える「EZO」シリーズの新型の試作板である。
従来センター幅で80ミリ台であったEZOに今回センター100ミリのモールドが加わる。
上画像は全体像。
ご覧の通りまだコスメはなく真っ白でいかにもプロトタイプといったたたずまいだ。
従来からのEZOと比べるとテール形状が異なっている。
具体的にはテールの角が落とされてよりテールの「逃げ」が出やすくなっている。
最後までエッジが踏ん張る形状ではなく、適度にテールが抜けるというか振れるようにしてある。
先端の平面形状はやや丸みを帯びつつちょっとスクエアさももったものだ。
板自体、厚さもそれほど厚くなくフレックスはかなりしなやかである。
トップ付近をサイドから見ると、画像のように立ち上がりがかなりセンターによったポイントから始まっている。
我満氏に聞けば、手作業でベンドをつけているので結構どうにでもできるらしい。
場合によってはロッカー具合をオーダーできる可能性もあるのかもしれない。
教祖の職場スキー場での試乗映像(その1)
教祖の職場スキー場での試乗映像(その2)
最後は腰痛が発生してギャアギャア言っているが平にご容赦ください(-_-;)
ヨーロッパともアメリカとも異なる日本テイストのセミファットスキーである。
最新情報によると、滑走面が平坦ではなく若干盛りあがった「コンベックスソール」を使って、パウダーや非圧雪面での操作性を高めるそうである。
攻めの姿勢が潔いKEI-SKIである。
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