2011年3月25日 SALOMONのBBRを試す

SALOMONというのは面白いメーカーで新しいもの好きともいえる。
あまり過去の流れにとらわれず結構思い切ったものを作る。
それが後世ずっと残るものなのかは、また別の話だが「そういうもの」だと割り切ってみれば楽しめるものもある。
今回、職場のスキー場に持ち込まれたBBRを試してみた。

BBR全体
全体像。
これはBBR 7.9ってヤツ。キャップ構造でちょっとカービング寄りに仕上げてあるとのこと。
もう一種類BBR 8.9というタイプがあり、そっちはよりパウダー寄りになっているらしい。(今回履かなかった)
数値スペック
長さ:169cm
トップ:140mm・センター:79mm・テール;102mm
サイドカーブ:11.5m

「サーフボードにインスパイアされた全く新しいシェイプ」らしいが…どうも魚に見えてしまうのだが皆さまいかが?


私が見たところ、こいつはカービングの板に巨大なトップ部分を組み合わせてできたスキーに見えた。
また、今流行りの「ロッカー」の一種という。詳しくはトップの立ち上がりが早く、幅が広いこともありパウダーでの浮力は大きく得られるとのこと。


こうやって後半分だけ見るとまるで普通のカービングスキーである。
テールチップも多少はねあがっていて、有効エッジ長を極力短くしようとしている。

履いた感触はかなりプラスチック的な感じ。ポコポコっとした音がする。
これで軽快な反応があるかというとそんなことはなくて、かなり反応はドロンとしている。

ショートターン用スキーのようなクイックな反応はないし、GS用スキーのようにしなやかにしなる感じもない。
プラスチックの塊に乗っかっている感じだが、そんなにパラパラ暴れるようなこともない。
ある意味非常に「サロモン的」な反応である。

試乗した日はあまり新雪もなかったので、パウダーでもそこそこイケルな…という程度しかわからなかったが、はっきりわかったのは結構カービングターンも効くなぁという点。
ちょっとポジションを後ろめで、マッタリのっていくと深いサイドカーブで切れて回っていく。
基礎スキー的にこだわりがある方には理解できないだろうが、一本でシーズンの最初から最後まで楽しむスキーとしては、候補の一つになるかもしれない。


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