オフシーズンのトレーニングとして
「ザウス」でスキーというのも「あり」だったが(2002年9月30日で閉館)
雪のない山を自分の脚で登るというのもまた足腰を鍛えるには効果的である。

2007年9月14日
スキー道場Kの関係者と苗場山を登る

オフシーズンのトレーニングとして当然「ザウス」でスキーというのも「あり」だったが(2002年9月30日閉館)
雪のない山を自分の脚で登るというのもまた足腰を鍛えるには効果的である。

今回の山岳修行は苗場山。
私自身は数回上っているが、道場Kの関係者で「登ったことがない」という人が何人もいたので、この機会に行ってみよう!という企画である。

和田小屋前のスタート地点

通常、新潟側からのアプローチはかぐらスキー場、和田小屋付近まで車で上がってそこからスタートする。
100円払えば和田小屋のトイレも利用可能である。
今回もおなじみの出発場所。
おなじみの熊注意の看板もあった。

まだ9月半ばのため、見える範囲は紅葉もなく、気温も高い。
結構半そで短パンで行けそうだった。

ただ、周りのベテラン(?)登山者の方々はがっちり装備が多かったですね。

まずはゲレンデの端を登っていった。
ガイド図に出ているルートはあまりに遠回りなのでそこは避けた形。
ただし、常に傾斜は急なのでそれはそれでキツイ。

ゲレンデ脇の道で一息

あまりにゲレンデ端が急傾斜だったため、途中からゲレンデの迂回コースに入った。
日陰になっているので、そういった意味でも快適であった。
意外と直射日光にさらされるか否かはコンディションを左右する。

30分ほど歩いたところで、大休止。
今回メンバー最年少は小学生。
身体が軽いので、登り有利である。

それにしても半そで短パン、もしくはジャージって・・・
これはこれで、この日のコンディションではアリなのだ。

木道

ゲレンデから正規(?)のルートに入る。
例の5ロマを過ぎると、ご覧のような楽しげな登山道になってくる。

この辺は木道完備。

UFOのような雲

この時期は季節の変わり目なのであろう。
特徴的な雲が見られた。

夏の湧き上がってくるような入道雲とは明らかに異なる。
空の高いところで風に流されたような雲が多い。

左の画像は偶然、丸い雲が層を成したような形になっている。
ちょっとUFOっぽく見えた。

ストックを使って岩をこえる

苗場山という山は途中、特に危険な箇所はないと思うが、一箇所だけ巨大な岩がルートをふさいでいる。
ここは「股すり岩」と呼ばれていて、登山者はこれを乗り越えなければならない。

昨年までは、鉄パイプのハシゴがかかっていたが、このときはなくなっていた。
雪の重みでゆがんでいたからとうとう崩壊してしまったのかも知れない。

このような場所ではストックを使おうか悩むところだが、こんな感じで向こう側にストックをあててそれを支点に下りてみた。
まあ基本はストックをザックにつけて自分の手でホールドするところでしょう。

苗場山バックにメタボ3

神楽峰のピークを過ぎると、苗場山本体が見える。
苗場山をバックに記念撮影(?)
「メタボ3人衆」などと失礼な声が・・・

ここからしばらく下っていくと雷清水があるのでそこで水を補給。
途中、水が汲めるのでスタートで多く持つ必要がない。
このルートはこういうところが上手くできていて、登りやすい。

これから登りかえし!

20分ほど下っていくと、苗場山本体に向かって登り返しがはじまる。
画像は山を見上げたところ。
何度見ても壁です。
結構、萎えます。

それにしても、年々登山道は路面が削れているように見える。
どこの山も急な登山道は溝状になって、深さを増していく。

高層湿原の池

30分程度踏ん張れば別世界が待っている。
何度来てもこの感覚は良いものだと思った。

山頂湿原の池の水面は深みのあるブルーでさざ波の光とこれまたコントラストを作っている。
9月は9月の色があると思った。

昼食には、遊仙閣にお邪魔した。
天気予報が雨と出たので宿泊がキャンセルになったそうで、お客は誰もいなかった。

土曜日であったため、登山者は結構いたように見えた。
日曜はあまり天気が良くなさそうな予報であったためこの日に集中したのかもしれない。

山頂の木道

左の画像は長野方面に伸びる木道。
画像右側へ進むと長野県側に降りる道に進む。

山頂の草は少し茶褐色に染まりつつあった。
笹の濃い緑と、茶の草の色がコントラストをなし、間を白い木道が走っている。

下りは、皆つらかったようだ。
特に後半、岩ばかりの湿った道は神経を使わされる。
湿ったところで滑らぬよう、意外に力が入っていたようで、脚がプルプルしてくる。
翌日はほとんど全員の脚が筋肉痛になった。
修行不足を感じたのであった。

山岳の荒行はまだ続く(?)

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