オフシーズンのトレーニングとして
「ザウス」でスキーというのも「あり」だったが(2002年9月30日で閉館)
雪のない山を自分の脚で登るというのもまた足腰を鍛えるには効果的である。
2008年9月2日
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渡渉点のすぐ上に道標がある。 画像でいえば、右手側に登っていく。 |
画像はヒキガエル。 コイツは一番大きな個体で、その他中型(体長5cm前後)、小型(体長1〜2cm)がたくさんいた。 |
この、大源太山に向うルートはとにかく急勾配が多い。 急勾配ということは、逆に進めばどんどん高度があがっていくという見方もできる。 |
スタートから一時間半ほどで尾根の上に出る。 急に周りが開けて見渡せるようになるのだ。 この日は日本海側(新潟側)が晴天、太平洋側(群馬側)が曇り〜小雨という気象状況であった。 |
尾根に出て数分後、先日ヤブこぎでやっと辿り着いたポイントまで来た。 しばらくは楽しい尾根歩きですヨ。 |
さて、山の生き物シリーズ第二段。 なぜかバッタがたくさん跳ねていた。 比較的日当たりの良い尾根に大量に生息しているようだ。 |
尾根を頂上に向かって進むこと数十分。 よく見ると山頂を示す標識のポールが見える。 山頂直前は傾斜の緩い岩場がいくつか出てきた。 |
スタートから二時間半で山頂に無事到着! 画像を見ていただければわかると思うが、思っていたより広くて、20〜30人くらいは山頂にいられそうな感じだ。 自分のほかに誰もいなかったのでしばし「ホケ〜」とした。 |
…と思っていたら大きめの昆虫が風に乗って飛んできた。 ふと足元に落下したその昆虫とは、山の生き物シリーズ、今度はセミです。 |
30分ほど休憩したので、さらに奥へ進む。 かなりスリリングな箇所で、新調した靴の性能が生きるのだ。 岩場を下ると幅の狭い尾根を進む。 |
次に目指すピークは七ッ小屋山(1675m) 行き先は白いガスに覆われている… 遠目でもい上越国境特有のササやぶが見て取れる。 |
いったん高度を下げたあと登り返しに移るが、いきなりササやぶ攻撃だ! かなりササがかぶっていて路面がよく見えない箇所が多い。 大源太山までは皆来るが、その奥となると訪れる人数は激減するということであろう。 |
七ッ小屋山の前に清水峠への分岐を通過する。 関東側から次々と白い雲が湧き上がって、尾根上の視界を奪っている。 |
清水峠への分岐を通過するとまた登り返しが続くが、どんどんヤブ度が上がってきた。 前回ほどではないにせよ、どうもヤブづいているようだ。 |
大源太山頂から一時間10分。 はっきりしたピークではなく、実に地味な山だと思った。 この時点でかなり風が強く吹いていて、すぐに先に進むことにした。 |
一か所だけ、こんな場所がある。 歩くと一分で過ぎてしまうような規模だが、ちゃんと木道完備となっていた。 |
プチ湿原もあっという間に彼方に過ぎ去ると、今度はディープなササやぶ攻撃の再開である。 両手のストックは完全にササや雑草をかき分ける道具と化した。 このような状態が一時間ほど続いた。 |
やっと下山ルートへの分岐の到達! ちなみに下山せずに尾根を進んでいくと、まず蓬峠、武能岳〜茂倉岳〜一ノ倉岳〜谷川岳と連なっている。 ヤブにはいささかウンザリであったが、時間的には満足すべきペース(登山地図通り)だ。 |
「謙信ゆかりの道」というらしいが、いきなりまたヤブ攻撃! 面白いことに、上越国境の稜線を離れれば離れるほど天候は良くなってくる。 |
さらに進むとあるところからヤブがほとんどなくなった。 小さなアップダウンを繰り返しシシゴヤノ頭に近づく。 |
シシゴヤノ頭(1473m)に到着。 地味ながら、標識が立っていた。 ここもなかなか眺めが良かった。 |
シシゴヤノ頭から見た大源太山。 この角度から見ると切り立った壁が見えて、「上越のマッターホルン」と地図に紹介してあったのを思い出した。 画像クリックで、大きな画像を表示 |
こちらのルートは基本的にジグザグに道が切ってある。 しかし!しばらく行くと、数本の巨木がなぎ倒されて、道を覆ってしまっている場所に出くわした。 よく見ると、先行者の踏み跡がまっすぐ下に続いていたため、それを辿って無事な道まで下った。 |
しばらくは狭いながらもジグザグのルートを順調に下って行ったが、また草が深くなってきた。 ササのように腰や脇の高さまでということはなかったが、今度はやぶ蚊やハエがたかってきて非常にいらついた。 しかし、高度を下げると沢の水音が大きくなってくる。 |
そして、メインのルートとの合流点。 ここまでくればあと10分前後で林道終点駐車場だ。 今回の花のデジカメ画像は別ページにしました。 山岳の荒行はまだ続く(?) |
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