2011年5月5日11−12モデル試乗記
GW中、職場スキー場で開催された富山のショップによる試乗会。
わずか2機種ながら試乗できた。
ただし、ブリザードのラインナップでもサスペンションシステムのシリーズで継続色が強い。
S-POWER Full Suspension IQ
→ピストン入りで足元カッチリ、深いサイドカーブでキレる!
継続色が強いといっても、新しい機種がないわけではない。
昨シーズンはフルサスペンシションのラインナップにSL的なサイドカーブのモデルはなかったが、来季には追加される。
それがコイツである。
どうでもいいけど白いカラーリングが軽快なイメージを与える。
長さ:167cm サイドカーブ:13.5m
トップ:121mm、センター:68mm、テール105mm
トップ。
このあたりは、全機種昨年から継続、変化ないように見える。
センター部分「フルサスペンション」たるピストン機構が埋め込まれている。
こうしてみると赤いピストンから伸びている細いロッドの長さから結構ストロークがあることが分かる。
この機構の効果かどうかは断言できないが、足元ブーツ下が「踏ん張っている」ような感触がある。
おそらく、硬い雪面で滑走したときにスピードを出しても安定感を感じるようになるのでがないかと想像している。
テール部分。
幅も結構あり、サイドカーブの深さを示唆する。
乗ってみると、やはりSL系サイドカーブである。クイックに深回りに入ることができる。
この日のようにザラメザクザクのコンディションだと、GSベースのサイドカーブよりSLベースのサイドカーブの方が滑っていて楽しいものだ。
私自身が深めのサイドカーブが好みなのだが、それを差し引いてもなかなか良い板だと思う。
ショートターンで神を見られるスキーである。
カタログ内容は→コチラ
G-POWER Full Suspension IQ
→よりシッカリ感を増した、オールラウンドに神を見る板
昨年、感銘を受けたG-POWER Suspension IQのピストンコントロール機構搭載版。
機種としては昨シーズンから存在する。
長さ:174cm サイドカーブ:15.5m
トップ:123mm、センター:72mm、テール105mm
トップ。
マグネシウム+カーボンで補強していると書かれている。
関係ないと思うけど、中央にカーボンシートが透けて見えるが大丈夫なんだろうか?
テール。
テール幅はなぜかS-Powerと同じだ。
上記S-Powerの次に乗ったためだろう、全然クイックさは感じない。(そりゃそうだ)
昨年試乗した「フルサスペンションでない」G-Powerはかなり軽快にターンに入るイメージがあったが、コイツはだいぶ趣が違っているように感じた。
ピストンが適度にしなりを制限することで足元の安定感を出しているものと思う。
…が、別にガッチリして困るわけではないけど、好みとしてはよりしなりの出る昨年乗ったピストンなしの方が良いと思った。
なかなか悩ましいラインナップですね(笑)
カタログ内容は→コチラ
■本ページはスタイルシートでレイアウトしています。非対応ブラウザは画面配置が崩れることがあります。
スパム対策のため、メールは左記アドレスを手入力願います。